特許
J-GLOBAL ID:200903052384729121

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-228334
公開番号(公開出願番号):特開2000-052923
出願日: 1998年08月12日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 ラージスプリングとスモールスプリングの巻取トルク差を大きく設定しても損傷することのないウエビング巻取装置を得る。【解決手段】 スプリングシート36の円板部40とスモールスプリング34との間隙に一定質量を有するイナーシャプレート44が配置される。イナーシャプレート44の孔部46と、巻付円筒部48との間にクラッチスプリング50が配置される。ラージスプリング64の弾性力でスプリングシート36がウエビング巻取方向に回転してもイナーシャプレート44は静止しており、クラッチスプリング50が巻付円筒部48に巻き付く。スモールスプリング34は小さな回転角速度で回転し、全密着状態になるので、ラージスプリング64とスモールスプリング34との弾性力との差(巻取トルク差)を大きく設定しても破損しない。
請求項(抜粋):
ウエビングを巻取可能なスプールと、内端が前記スプールに固着され弾性復元によりスプールをウエビング巻取方向に回転付勢する第1渦巻ばねと、前記第1渦巻ばねの外端が固着され前記スプールと同軸的に回転可能な回転体と、内端が前記回転体に固着され前記第1渦巻ばねよりも大きなウエビング巻取方向への弾性力を回転体及び第1渦巻ばねを介して前記スプールに伝達する第2渦巻ばねと、前記ウエビングが乗員に装着されたことが検知されると前記回転体に係合してウエビング巻取方向の回転を阻止するパウルと、前記回転体と同軸的に回転可能に配置され一定質量を有するイナーシャプレートと、前記回転体に巻き回されると共に前記イナーシャプレートと一体で回転可能とされ、前記パウルが回転体への係合を解除して回転体が前記第2渦巻ばねの弾性力によりイナーシャプレートに対して相対的にウエビング巻取方向に回転すると回転体に巻きつくクラッチスプリングと、を有することを特徴とするウエビング巻取装置。
FI (2件):
B60R 22/44 A ,  B60R 22/44 B
Fターム (3件):
3D018HC01 ,  3D018KA01 ,  3D018LA05

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