特許
J-GLOBAL ID:200903052384867656

流体管路の配管接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-250096
公開番号(公開出願番号):特開2001-074177
出願日: 1999年09月03日
公開日(公表日): 2001年03月23日
要約:
【要約】【課題】フランジ付きティ継手を採用せずに、通常の溶接技術で対応できるように改良した信頼性の高い異種材質配管同士の溶接継手構造を提供する。【解決手段】高温,低温流体が合流する配管路の分岐箇所に適用する配管接続構造で、低温流体が流れる配管1の材質と高温流体が流れる配管2の材質が日本工業規格JISZ3040で規定されている「母材の区分」で2ランク以上異なる場合に、配管1と2の間に、配管2の外周に嵌合した鍔状フランジ4,および配管1の先端部を囲繞してフランジ4と配管1の分岐穴との間に介挿したスリーブ5を追加し、かつフランジ4の材質を「母材の区分」で配管2と同一ランクに、スリーブ5の材質を配管1と2の中間ランクとした上で、各部材の相互間をそれぞれ溶接接合し、さらに配管2の先端部外周に、配管1を通流する低温流体の一部をスリーブの内方に導いて通流させるフローガイド6を設ける。
請求項(抜粋):
二方向から温度の異なる流体が合流する配管路の分岐箇所に適用する配管接続構造であり、一方の流体管路の配管が大径,他方の流体管路の配管が小径で、かつ大径配管の材質と小径配管の材質とが日本工業規格JISZ3040で規定されている「母材の区分」で2ランク以上異なるものにおいて、大径配管と小径配管との間に、小径配管の外周に嵌合した鍔状フランジ,および小径配管の先端部を囲繞して両端を前記フランジ,および大径配管の分岐穴周縁に対峙させたスリーブを介挿し、かつフランジを前記「母材の区分」でランク分けした小径配管と同一ランクの材質に、スリーブを小径配管と大径配管の中間ランクの材質に選択した上で、小径配管/フランジ,フランジ/スリーブ,スリーブ/大径配管の間をそれぞれ溶接接合したことを特徴とする流体管路の配管接続構造。
Fターム (1件):
3H013BA03

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