特許
J-GLOBAL ID:200903052392436095

電気自動車の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-338976
公開番号(公開出願番号):特開平5-176406
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 回生ブレーキ力が高速時と低速時で変化することによるトータルブレーキ力のアンバランスを補正する。【構成】 高速時には減圧弁30のみにより、低速時は減圧弁30及び32により、油圧を遮断する。高速時において油圧制動が働くのは差圧ΔPが減圧弁30の開弁値を越えるときであり、低速時において油圧制動が働くのは差圧ΔPが減圧弁30及び32の開弁値の合計を越えるときである。ECU16は、差圧ΔPに基づきモータ14の回生を行う。低速時に油圧制動が働くのが高速時より差圧ΔPが高くなった場合であるため、低速時におけるブレーキの効き過ぎ等が防止される、
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの踏み込みに応じて液圧を発生させ駆動輪を機械的に制動する液圧制動手段と、走行用モータの回生により駆動輪を制動する回生制動手段と、を含む電気自動車の制動装置において、液圧制動手段から駆動輪への液圧伝達経路上に縦続して設けられ、液圧制動手段において発生した液圧を所定値まで遮断する複数の遮断手段と、縦続接続された複数の遮断手段の前後に遮断により発生した差圧を検出する差圧検出手段と、検出された差圧に応じて回生トルク指令値を求め、この回生トルク指令値に基づき回生制動手段を制御する回生制動制御手段と、走行用モータの回転数に応じ複数の遮断手段を選択的にバイパスさせ複数の遮断手段の間の連絡を切り換えることにより、走行用モータが高速回転しており最大可能回生制動力が低下する領域では差圧が比較的低い状態から、走行用モータが低速回転しており最大可能回生制動力が増大する領域では差圧が比較的高い状態から、液圧を駆動輪に作用させる連絡切換手段と、を備えることを特徴とする電気自動車の制動制御装置。

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