特許
J-GLOBAL ID:200903052393567428

画像情報変換装置、変換方法および画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-280048
公開番号(公開出願番号):特開2000-115717
出願日: 1998年10月01日
公開日(公表日): 2000年04月21日
要約:
【要約】【課題】 インターレスからプログレッシブ、または標準解像度から高解像度へ画像信号を変換する時に、入力画像信号中の画質劣化を除去する。【解決手段】 入力画像は、画質劣化がない画像sd0と画質劣化がある画像sd1との一方である。予測係数メモリ102には、予測係数pcf0のテーブル102aとpcf1のテーブルとが格納されている。予測係数pcf0は、劣化のない生徒画像と劣化のない教師画像とを使用した学習によって求められており、入力画像sd0が供給される時には、この予測係数pcf0と予測タップの画素値との線型予測式によって出力画像信号の画素値が生成される。また、予測係数pcf1は、劣化のある生徒画像と劣化のない教師画像とを使用した学習によって求められており、入力画像sd1が供給される時には、この予測係数pcf1と予測タップの画素値との線型予測式によって出力画像信号の画素値が生成される。従って、画質劣化が除去された出力画像sdpを得ることができる。
請求項(抜粋):
入力画像信号から走査線構造の異なる複数の出力画像信号を形成するようにした画像情報変換装置において、出力画像信号の生成すべき画素の周辺に位置する入力画像信号の複数の第1の画素を選択する第1のデータ選択手段と、出力画像信号の生成すべき画素の周辺に位置する入力画像信号の複数の第2の画素を選択する第2のデータ選択手段と、画質劣化のない生徒画像と教師画像とに基づいて予め取得されている第1の予測係数と、画質劣化のある生徒画像と教師画像とに基づいて予め取得されている第2の予測係数とを記憶するメモリ手段と、入力画像信号の画質劣化の有無に応じて上記第1の予測係数および第2の予測係数の一方を選択する選択手段と、上記第2のデータ選択手段で選択された第2の画素に基づいてクラス情報を形成するクラス決定手段と、上記第1のデータ選択手段で選択された第1の画素と、上記第1および第2の予測係数の内で選択された予測係数であって、上記クラス情報に対応する予測係数との線形予測式によって、上記出力画像信号の画素値を生成する画素値生成手段と、上記画素値生成手段に対して接続され、変換画像を指定された走査線構造へ変換するための走査変換手段とからなることを特徴とする画像情報変換装置。
Fターム (9件):
5C063AA01 ,  5C063AA06 ,  5C063BA03 ,  5C063BA04 ,  5C063BA12 ,  5C063CA01 ,  5C063CA05 ,  5C063CA16 ,  5C063CA40
引用特許:
審査官引用 (1件)

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