特許
J-GLOBAL ID:200903052395825270

ガスタービン燃焼器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉岡 宏嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-001364
公開番号(公開出願番号):特開2002-206741
出願日: 2001年01月09日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービンの作動負荷範囲内において、ガス化ガスに空気と窒素を供給しても未燃分の排出を抑えるとともにNOxを低減すること。【解決手段】 ガス化ガス15を燃料噴射孔24aから燃焼室8a内に噴射し、空気通路9b内の燃焼空気9aと窒素13を流体旋回通路24cから燃焼室8a内に噴射するときに、窒素噴射ノズル27の窒素噴射孔27aと窒素噴射孔27bから空気通路9b内にそれぞれ窒素を噴射し、空気旋回器24を通過する空気中の酸素濃度を高め、低負荷条件において、火炎20bを一定温度以上にし、且つ、未燃分の排出濃度を抑制する。一方、高負荷条件では、燃焼空気孔26aから供給される窒素13と燃焼ガスとの混合によって、全域に渡って火炎20bの温度を低くすることができ、NOxの生成を抑制することが可能になる。
請求項(抜粋):
燃料と空気との混合物を燃焼させる燃焼室の隔壁を構成するとともに前記燃焼室の軸方向端部に流体導入部を有するライナーと、前記ライナーを収容する圧力容器と、前記ライナーと前記圧力容器との間に形成されて燃焼空気を前記流体導入部に導く空気通路と、前記空気通路内に配置されて前記空気通路内に窒素を噴射する窒素噴射ノズルと、前記ライナーの流体導入部に配置され燃料をガス化して得られたガス化ガスを前記燃焼室内のライナー壁面に向けて噴射するとともに前記ガス化ガスとは別に前記空気通路内の空気および窒素を導入して前記燃焼室内のライナー軸心方向に向けて噴射する主燃料噴射ノズルと、前記ライナーの流体導入部から前記燃焼室内に燃料と空気を噴射し主噴射ノズルの火炎を保持する補助燃料噴射ノズルとを備え、前記ライナーには、前記空気通路内の空気を前記燃焼室内に供給する複数の燃焼空気孔が前記燃焼室の周方向および軸方向に沿って形成され、前記複数の燃焼空気孔のうち一部の燃焼空気孔は前記燃料噴射孔の軸延長線と前記ライナーとの交点よりも前記流体導入部側に形成され、前記窒素噴射ノズルには、少なくとも前記一部の燃焼空気孔を臨む位置に窒素噴射孔が形成されてなるガスタービン燃焼器。
IPC (6件):
F23R 3/06 ,  F02C 3/22 ,  F02C 3/30 ,  F23R 3/12 ,  F23R 3/26 ,  F23R 3/28
FI (6件):
F23R 3/06 ,  F02C 3/22 ,  F02C 3/30 Z ,  F23R 3/12 ,  F23R 3/26 A ,  F23R 3/28 B

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