特許
J-GLOBAL ID:200903052399407937

通信制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-162551
公開番号(公開出願番号):特開2000-349811
出願日: 1999年06月09日
公開日(公表日): 2000年12月15日
要約:
【要約】【課題】 検索するアドレス長によらず検索可能であって、アドレス長が長くなっても、回路規模が大きくなることなく、高速で経路検索処理を行うことができ、かつ、メモリ容量の増大を抑制可能な技術の提供。【解決手段】 経路テーブルに対応した経路ツリーのノードを、実アドレスを1バイトずつ区切った分割アドレスと分割マスク長とにより表し、検索アドレスを1バイトずつに分けた四段のアドレス比較用バイト(ACB)と次ノード選択用バイト(NSB)とを生成する検索データ管理部33と、このNSBに基づいて次に検索するノードを決定する次ノード選択回路30と、分割アドレス(Da)のうち分割マスク長(Db)の示す有効アドレス部分と、アドレス比較用バイトの分割マスク長分とを比較する経路更新回路31とを備える。
請求項(抜粋):
記憶装置と経路検索回路とを備え、前記記憶装置には、受信パケットデータの次の転送先を検索するのに用いる経路ツリーに対応した経路テーブルが格納されており、前記経路ツリーを構成するノードは、このノードの実アドレスを上位から一定ビットずつに区切った各分割アドレスのうち、実アドレスの有効アドレスの最下位ビットが含まれる分割アドレスと、この分割アドレスに含まれる有効アドレス部分のビット数を示す分割マスク長と、により表され、前記経路検索回路は、検索データ管理部と、次ノード選択回路と、経路更新回路とにより構成され、前記検索データ管理部は、受信パケットデータの送信先を示す検索アドレスを前記一定ビットずつ区切って複数段の分割検索アドレスを生成するとともに、各前記分割検索アドレスのビット列を前記検索アドレス上で1ビットずつ下位にずらしたビット列からなる選択用ビット列を生成し、前記次ノード選択回路は、前記選択用ビット列の上位から前記分割マスク長目のビット値に基づいて、次に検索するノードを決定し、前記経路更新回路は、前記次ノード選択回路で決定されたノードを表す分割アドレスのうちの上位から前記分割マスク長の示すビット数分の有効アドレス部分と、前記検索データ管理回路から出力された分割検索アドレスの上位からこの分割マスク長の示すビット数分のビット列とを比較し、比較結果が一致した場合に、このノードに対応する経路情報を保持し、検索終了時点で保持している経路情報を前記受信パケットデータの次の転送先として出力することを特徴とする通信制御装置。
Fターム (10件):
5K030GA01 ,  5K030GA05 ,  5K030GA06 ,  5K030HA08 ,  5K030HB11 ,  5K030HD03 ,  5K030HD09 ,  5K030KA05 ,  5K030KA15 ,  5K030LB05

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