特許

J-GLOBAL ID：200903052405355170

ベイナイト組織を呈し耐表面損傷性に優れた高強度レールの製造法

発明者： 上田 正治 ,  影山 英明 ,  杉野 和男
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 田村 弘明 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-037959
公開番号（公開出願番号）：特開平6-248347
出願日： 1993年02月26日
公開日（公表日）： 1994年09月06日
要約：

【要約】【目的】 レール頭表面でのころがり疲労損傷の発生を防止し、高速鉄道および重荷重鉄道用レールの高寿命化を図る。【構成】 熱間圧延した高温度の熱を保有するレール、あるいは熱処理する目的で高温に加熱したレールの頭部、さらには底部をオーステナイト域温度から500〜300°Cの間を1〜10°C/secで加速冷却し、引き続き常温までの間を1〜40°C/minで空冷することを特徴とするベイナイト組織を呈した耐表面損傷性に優れた高強度レールの製造法。【効果】 本発明レールは、従来レールと比較して耐表面損傷性に優れ、レールの使用寿命が大きく向上した。

請求項（抜粋）：

重量%でC :0.15〜0.45%、Si:0.15〜2.00%、Mn:0.30〜2.00%、Cr:0.50〜3.00%、Mo:0.10〜0.60%を含有して、残部が鉄および不可避不純物からなる鋼を熱間圧延した高温度の熱を保有するレール、あるいは熱処理する目的で高温に加熱されたレールの頭部と底部をオーステナイト域温度から500〜350°Cの間を1〜10°C/secで加速冷却し、引き続き常温までの間を1〜40°C/minで冷却することを特徴とするベイナイト組織を呈し耐表面損傷性に優れた高強度レールの製造法。

IPC (3件)：

C21D 9/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18