特許
J-GLOBAL ID:200903052405815945

高周波焼入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 孝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-242082
公開番号(公開出願番号):特開平11-061242
出願日: 1997年08月22日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 外周面に凹溝が軸芯を中心として形成された筒状ワークであっても、均一な硬化層を内周面に形成可能とする高周波焼入装置の提供。【解決手段】 カップ部Wの内側に挿入される高周波加熱コイル100で加熱された内周面W1に冷却液Lを噴射する内側冷却ジャケット200と、カップ部Wの外周面W2に冷却液Lを噴射する外側冷却ジャケット300と、高周波加熱コイル、内側冷却ジャケット及び外側冷却ジャケットをの軸芯WLに沿って移動させる移動機構とを備え、外側冷却ジャケットは、高周波加熱コイルが凹溝W3が形成された部分の内周面W1の加熱を終了するまで、凹溝W3に冷却液Lを噴射し、凹溝W3が形成された部分の内周面W1の高周波加熱コイルによる加熱が終了すると、外側冷却ジャケットと高周波加熱コイルとを同期させつつ移動させ、冷却ジャケットは凹溝W3への量より少ない冷却液Lを噴射する。
請求項(抜粋):
外周面に凹溝が軸芯を中心として形成された筒状ワークの内周面に高周波焼入を施す高周波焼入装置において、筒状ワークの内側に挿入される高周波加熱コイルと、この高周波加熱コイルで加熱された内周面に冷却液を噴射する内側冷却ジャケットと、筒状ワークの外周面に冷却液を噴射する外側冷却ジャケットと、高周波加熱コイル、内側冷却ジャケット及び外側冷却ジャケットを筒状ワークの軸芯に沿って相対的に移動させる移動機構とを具備しており、前記外側冷却ジャケットは、高周波加熱コイルが凹溝が形成された部分の内周面の加熱を終了するまで、凹溝に冷却液を噴射し、凹溝が形成された部分の内周面の高周波加熱コイルによる加熱が終了すると、前記移動機構は、外側冷却ジャケットと高周波加熱コイルとを同期させつつ移動させ、当該外側冷却ジャケットは凹溝への冷却液より少ない冷却液を噴射することを特徴とする高周波焼入装置。
IPC (3件):
C21D 1/10 ,  C21D 1/42 ,  C21D 9/40
FI (4件):
C21D 1/10 M ,  C21D 1/10 J ,  C21D 1/42 Z ,  C21D 9/40 B

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