特許

J-GLOBAL ID：200903052406500182

複合糸の製造方法

発明者： 鶴田 康成 ,  大前 茂 ,  藤田 俊則
出願人/特許権者： 東レ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-313173
公開番号（公開出願番号）：特開平9-157983
出願日： 1995年11月30日
公開日（公表日）： 1997年06月17日
要約：

【要約】【課題】リング精紡機上で、粗糸等の短繊維束2本を同一錘に平行に供給し、芯部を疑似双糸調紡績糸とし、その後フィラメントで均一に被覆し、均斉で毛羽の少ない、しかも安定生産できる複合糸の製造方法を提供する【解決手段】短繊維束にフィラメント糸条を被覆してなる複合糸の製造方法において、短繊維束2本を互いに間隔をおいて精紡機のフロントローラから紡出し、該フロントローラ直後における加撚域において紡出したそれぞれの短繊維束をV字状に合体し、加撚してボビンに巻き取るに際し、該V字状の合体位置から巻き取りの方向に向かって5〜50mmの位置において、3〜10%のオーバーフィード率でフィラメント糸を前記短繊維束に合体させることを特徴とする複合紡績糸の製造方法。

請求項（抜粋）：

短繊維束にフィラメント糸条を被覆してなる複合糸の製造方法において、短繊維束2本を互いに間隔をおいて精紡機のフロントローラから紡出し、該フロントローラ直後における加撚域において紡出したそれぞれの短繊維束をV字状に合体し、加撚してボビンに巻き取るに際し、該V字状の合体位置から巻き取りの方向に向かう該V字状の合体位置から離れた位置において、オーバーフィード状態でフィラメント糸を前記短繊維束に合体させることを特徴とする複合紡績糸の製造方法。