特許
J-GLOBAL ID:200903052408854151

ガラスレンズの成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-109423
公開番号(公開出願番号):特開平7-315853
出願日: 1994年05月24日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 ガラスレンズの成形工程を簡素化し、プリフォーム作製から最終成形までの連続処理を可能にするために、工程中で、プリフォームおよび成形型に離型膜を随時施す方法および膜材料を提供する。【構成】 成形機にガラスプリフォームをセットした後、炭素含有ガスで成形室を満たし、加熱によって該炭素含有ガスを分解してガラスプリフォームおよび成形型表面に薄膜を形成し、ガスを非酸化性ガスに置換した後再び加熱してプレス成形を行い、成形型を冷却して成形されたレンズを取り出す工程からなるガラスレンズの製造方法。
請求項(抜粋):
少なくとも一対以上の上下型、および該上下型の周辺に外気を遮断し雰囲気制御を行うための成形室を有する成形機を用い、ガラスプリフォームを成形型にセットした後に成形型およびプリフォームを加熱し、次いで成形・冷却を行うガラスレンズ製造方法において、(1)ガラスプリフォームをセットした後に炭素を含むガスで成形室を満たす工程、(2)前記炭素を含むガスが熱分解する温度以上の温度で成形型およびプリフォームを所定時間保持し、ガラスプリフォームおよび成形型表面に炭素薄膜または水素を含む炭素薄膜を形成する工程、(3)次いで、成形室のガスを前記炭素を含むガスから非酸化性ガスに置換する工程、(4)さらに成形型、プリフォームを加熱し、所定の成形温度において一定時間保持する工程、(5)上下どちらかの成形型を相対的に駆動し、プレス成形を行う工程、(6)プレス成形後成形型を冷却し、成形されたレンズを取り出す工程からなるガラスレンズの製造方法。

前のページに戻る