特許
J-GLOBAL ID:200903052409665239
GPS測位システム
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-286567
公開番号(公開出願番号):特開平7-140223
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年06月02日
要約:
【要約】【目的】 GPS測位システムにおいて、移動局での演算負荷を軽減し、移動局受信機の簡略化を計り、通信データの量を大幅に削減することを目的とする。【構成】 移動局では、移動局側GPSセンサ11にて測定したGPS信号の位相情報と時刻情報とその衛星番号とを、移動局側データリンク12から送信する。基準局は、GPS信号の位相情報を測定し、そのGPS信号の時刻情報と航法メッセージを取得する移動局側GPSセンサ14と、各衛星ごとの補正値を求める補正値演算部15と、移動局が送信した位相情報と、時刻情報と、衛星番号とを受信する基準局側データリンク13と、受信した情報から疑似距離を求め前記補正値を用いて補正し、この補正後の疑似距離と疑似距離を求めた時刻のエフェメリスデータとを用いて測位を行う測位演算部16と、測位の結果求められた移動局の位置を出力する出力部17とからなる。
請求項(抜粋):
GPS信号の位相情報を測定し、そのGPS信号の時刻情報を取得する移動局側GPSセンサと、前記GPSセンサから得られた位相情報と時刻情報とその衛星番号とを送信する移動局側データリンクとを備えた移動局側GPS受信機と、前記移動局側データリンクが送信した位相情報と時刻情報と衛星番号とを受信する基準局側データリンクと、GPS信号の位相情報を測定し、そのGPS信号の時刻情報と航法メッセージを取得する基準局側GPSセンサと、前記基準局側GPSセンサで得られた位相情報から各衛星ごとの補正値を求める補正値演算部と、前記基準局側データリンクで受信した情報から疑似距離を求めて、この疑似距離を前記補正値を用いて補正し、この補正後の疑似距離と、前記航法メッセージとを用いて測位を行う測位演算部と、前記測位演算部の測位の結果から移動局の位置を出力する出力部とを備えた、自身の位置が明確な基準局側GPS受信機とからなるGPS測位システム。
前のページに戻る