特許
J-GLOBAL ID:200903052409920794

同期検波復調装置の搬送波再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-232740
公開番号(公開出願番号):特開平7-095257
出願日: 1993年09月20日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 搬送波再生回路となる電圧制御発振器VCO のPLL回路が位相同期状態に引き込まれる迄の所謂引込み時間が短くなる様なスウィープ回路付き搬送波再生回路を提供する。【構成】 直交振幅変調波を2分岐1 し直交位相検波2,3 した出力の2つのアナログ信号I,Qを夫々 A/D変換5,6 した各ディジタル出力の I,Q信号の MSB符号と誤差信号とを処理する事により, 2つのI,Q信号の各位相の正規位相との差を求め差分の変化により搬送波のずれの回転方向を判定14し判定出力を積分15した出力の符号"1/0"により、外部入力の正データ又は負データを選択13して積分するスウィープ回路相当のアキュムレータ12を設け、その出力による電圧制御発振器7 の出力周波数の変化の方向が、I,Q信号の所定位相からの位相差が無くなる方向に切り換える。
請求項(抜粋):
受信した直交振幅変調波の同期検波復調用の互に直交位相の正しい位相の局部搬送波を,PLL制御の電圧制御発振器(7)の出力として再生する回路で, 該電圧制御発振器の出力周波数を時間に対し直線的に変化させるスウィープ回路(12)付きの搬送波再生回路において、該受信した直交振幅変調波を2分岐(1)し直交位相検波(2,3)した出力の2つのアナログ信号I,Qを夫々 A/D変換(5,6) した各ディジタル出力のI,Q 信号の MSB符号と誤差信号とを処理する事により, 該2つのI,Q信号の位相の各正規位相との差を求め其の差の時間変化により搬送波のズレの回転方向を判定する回転判定部(14)と、其の判定出力を積分するアキュムレータ(15)と、其のアキュムレータ(15 ) の積分出力の符号("1/0")により、外部入力の正データ又は負データを選択(13)して積分するスウィープ回路相当のアキュムレータ(12)とを具え、該スウィープ回路相当のアキュムレータ(12)の出力による電圧制御発振器(7) の出力周波数の変化の方向が、前記受信信号の2つのI,Q信号の所定位相からの位相差が順次無くなる方向に切り換えられることを特徴とする同期検波復調装置の搬送波再生回路。

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