特許
J-GLOBAL ID:200903052410151710

オートホワイトバランス調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087846
公開番号(公開出願番号):特開平8-289314
出願日: 1995年04月13日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 様々な光源による照明に対して、適切なホワイトバランス調整を行うことができるオートホワイトバランス調整装置を提供する。【構成】 最明ブロック探索回路8によって、ブロック代表値のR,G,B成分がそれぞれ所定の閾値以上の値を有し、かつ最も輝度が高い最明ブロックを求める。そして、最明ブロック平均値計算回路9にて、この最明ブロックに色相が近い信号領域内のブロック代表値の平均値を求める。この最明ブロック平均値は、撮影時における支配的な光源の影響を強く受けていると考えられるので、この値をホワイトバランス調整に反映させることにより、光源の種類にかかわりなく、適切なホワイトバランス調整を行うことができる。
請求項(抜粋):
入力される映像信号をブロック単位に分割するとともに、これら分割された各ブロック毎について前記映像信号の代表値であるブロック代表値を求めるブロック代表値計算回路と、前記各ブロックの中から、前記ブロック代表値のR、G、B成分がそれぞれ所定の閾値より大きいブロックを求め、これら求められたブロックの中から輝度が最も高いブロックを探索する最明ブロック探索回路と、前記最明ブロック探索回路で得られた最明ブロックのブロック代表値に基づき最明ブロック信号領域を求め、前記各ブロックのブロック代表値の中から前記最明ブロック信号領域に属するブロック代表値を抽出し、これら抽出されたブロック代表値の数を最明ブロック数として求めるとともに、前記抽出されたブロック代表値の平均を最明ブロック平均値として求める最明ブロック平均値計算回路と、前記各ブロックのブロック代表値の中から蛍光灯白色信号領域に属するブロック代表値を抽出し、これら抽出されたブロック代表値の数を蛍光灯ブロック数として求めるとともに、前記抽出されたブロック代表値の平均を蛍光灯ブロック平均値として求める蛍光灯ブロック平均値計算回路と、前記各ブロックのブロック代表値の中から太陽光・タングステン光白色信号領域に属するブロック代表値を抽出し、これら抽出されたブロック代表値の数を太陽光・タングステン光ブロック数として求めるとともに、前記抽出されたブロック代表値の平均を太陽光・タングステン光ブロック平均値として求める太陽光・タングステン光ブロック平均値計算回路と、前記最明ブロック平均値に基づき所定の方法によって最明ブロック重みづけ係数を決定し、この最明ブロック重みづけ係数を前記最明ブロック平均値に乗ずることにより最明ブロック重みづけ平均値を求める最明ブロック重みづけ回路と、前記蛍光灯ブロック平均値又は被写体輝度のうち少なくとも一方に基づき所定の方法によって蛍光灯ブロック重みづけ係数を決定し、この蛍光灯ブロック重みづけ係数を前記蛍光灯ブロック平均値に乗ずることにより蛍光灯ブロック重みづけ平均値を求める蛍光灯ブロック重みづけ回路と、前記太陽光・タングステン光平均値に基づき所定の方法によって太陽光・タングステン光ブロック重みづけ係数を決定し、この太陽光・タングステン光ブロック重みづけ係数を前記太陽光・タングステン光ブロック平均値に乗ずることにより太陽光・タングステン光ブロック重みづけ平均値を求める太陽光・タングステン光ブロック重みづけ回路と、前記最明ブロック重みづけ平均値と前記蛍光灯ブロック重みづけ平均値と前記太陽光・タングステン光ブロック重みづけ平均値とを、前記各重みづけ係数でそれぞれ重みづけされた前記各ブロック数の比で混合することによりホワイトバランス調整信号を生成するホワイトバランス調整信号計算回路と、前記ホワイトバランス調整信号に基づき前記映像信号のホワイトバランス調整を行うホワイトバランス調整回路と、を有することを特徴とするオートホワイトバランス調整装置。
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • ホワイトバランス装置及びビデオカメラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-175123   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • オートホワイトバランス装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-090502   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭59-189793
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