特許
J-GLOBAL ID:200903052412888265

補強層のあるゴムホースの異方・粘弾性の静的物性値の測定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-336365
公開番号(公開出願番号):特開2001-153770
出願日: 1999年11月26日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】 補強層のあるゴムホースの異方・粘弾性の静的物性値(あるいはホース壁の軸方向と円周方向の静的縦弾性係数と静的ポアソン比)を精度良く実験的に測定する方法の提供。【解決手段】 ホースの上流端を固定し下流端を閉鎖して、閉鎖下流端を軸方向に自由とした場合と一定の引張力を負荷した場合の二つの支持条件のもとで、ホース内に静的な圧力をあけた時のホース壁の静的ひずみの測定結果と静的応力の計算値から、ホース壁の円周方向と軸方向の静的縦弾性係数と静的ポアソン比を求めることを特徴とする。
請求項(抜粋):
上流端が固定され、下流端が閉鎖されてたホースにおいて、該閉鎖された下流端を自由にした場合と、重りにより一定の引張力(W)を負荷した場合とからなる支持条件の下で当該ホース内に静的内圧(p0)を負荷して当該ホース外面壁の静的ひずみの円周方向成分(σθ)および軸方向成分(σx)を測定し、静的応力と静的ひずみの関係式から、当該ホースの円周方向の静的縦弾性係数(Eθ)、軸方向の静的縦弾性係数(Ex)、円周方向の静的ポアソン比(μθ)および軸方向の静的縦弾性係数(μx)を測定する方法であって、前記静的応力および静的ひずみの関係式が、σθ=(Eθ/(1-μθμx))×(εθxεx)、σx=(Ex/(1-μθμx))×(εxθεθ)、【数1】【数2】【数3】【数4】σθ1=(a/h)×p0、σx1=(a2/2bh)×p0、σθ2=(a/h)×p0、およびσx2=(a2/2bh)×p0+W/(2πbh)からなり、前記σθ1およびεθ1が、それぞれ下流端を自由にした場合の円周方向の静的応力および静的ひずみであり、σx1およびεx1が、それぞれ下流端を自由にした場合の軸方向の静的応力および静的ひずみであり、前記σθ2およびεθ2が、それぞれ下流端に重りにより一定の引張力を負荷した場合の円周方向の静的応力および静的ひずみであり、σx2およびεx2が、それぞれ下流端に重りにより一定の引張力を負荷した場合の軸方向の静的応力および静的ひずみであり、前記aがホースの内径であり、前記bが平均半径であり、前記hが肉厚である方法。
Fターム (10件):
2G061AA01 ,  2G061AA05 ,  2G061AB01 ,  2G061BA07 ,  2G061BA10 ,  2G061CA10 ,  2G061CA16 ,  2G061CB04 ,  2G061DA01 ,  2G061EA04

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