特許
J-GLOBAL ID:200903052423297986

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮園 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-214657
公開番号(公開出願番号):特開平8-072532
出願日: 1994年09月08日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 ヒートポンプ式の車両用空調装置での冷媒回収運転を確保する。【構成】 制御手段Lは、センサJで検出された吸い込み温度とセンサKで検出された外気温度との温度差(|Tint-Tamb|)が第1温度差ΔT1より小さいときは、冷媒回収運転を行ってから暖房運転に移行し、温度差(|Tint-Tamb|)が第1温度差ΔT1より大きいときは、冷媒回収運転を開始しないで、直ちに暖房運転を開始する。また、温度差(|Tint-Tamb|)が第1温度差ΔT1より小さいときは、センサMで検出された内気温度と外気温度との温度差(|Tinc-Tamb|)が第2温度差ΔT2より大きいときであっても、ブロアファンHを停止して送風を伴わずに、冷媒回収運転を行ってから暖房運転に移行したり、あるいは、冷媒回収運転の継続時間を外気温度に応じて補正することもできる。
請求項(抜粋):
コンプレッサと車室外熱交換器と第1・第2車室内熱交換器とが膨張弁と暖房・冷房運転モードに応じ管路を切り替えるための弁とを有する管路系統で連結され、上記第1・第2車室内熱交換器がブロアファンの駆動によってダクト内に取り込まれた空気との熱交換を行うことで車室内に吹き出される空調風を生成する一方、暖房運転モードが選択されるとその暖房運転の開始に先駆け冷媒回収運転を行うヒートポンプタイプの車両用空調装置において、上記第1・第2車室内熱交換のいずれかに吸い込まれる空気の温度を検出する吸い込み温度検出手段と、車室外の外気温度を検出する外気温度検出手段と、上記暖房運転モードが選択されたとき上記外気温度検出手段で検出された外気温度と上記吸い込み温度検出手段で検出された吸い込み空気温度との温度差を演算し、その温度差が予め設定された第1所定温度差より小さいときは冷媒回収運転を行ってから暖房運転に移行し、上記演算された温度差が上記所定温度差より大きいときは冷媒回収運転を開始しないで直ちに暖房運転を開始する冷媒回収運転制御手段と、を備えたことを特徴とする車両用空調装置。
IPC (4件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 1/22 ,  F25B 1/00 391 ,  F25B 13/00

前のページに戻る