特許
J-GLOBAL ID:200903052424588704

装輪車両用変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-224913
公開番号(公開出願番号):特開平5-044815
出願日: 1991年08月09日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 作業機と走行装置とに対する動力配分を目的に応じて可変にすることができるような、装輪車両用変速装置を提供する。【構成】 変速装置1の一側に、エンジン2に直結するエンジン入力部10を設け、他側には、エンジン2によって駆動される油圧ポンプ4を油圧源とする油圧モータ3に直結するモータ入力部40を設ける。変速装置1の中央には、前記各入力部10,40に連結された2組の遊星歯車装置21,22からなる遊星歯車変速部20を設け、更に減速大歯車53,55を備えた出力部50を設ける。低速域走行の場合は油圧モータ駆動とし、油圧モータ3に供給する油量を増減することにより、作業機と走行装置との動力配分を任意に変えることができる。またエンジンを停止させることなく、高けん引力で超低速走行をすることができるようになる。
請求項(抜粋):
エンジンの出力軸に変速装置の一側の入力軸を連結し、この入力軸を介してエンジンの出力トルクを入力するエンジン入力部と、前記入力軸の他端に連結した油圧ポンプを油圧源とする正逆回転可能な油圧モータの出力軸に変速装置の他側の入力軸を連結し、この入力軸を介して前記油圧モータの出力トルクを入力するモータ入力部と、2組の遊星歯車装置からなる遊星歯車変速部と、出力軸に取着した直結クラッチの係合によって、トルクを伝達する2個の減速大歯車を備えた出力部とによって構成されることを特徴とする装輪車両用変速装置。

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