特許

J-GLOBAL ID：200903052429392093

耐摩耗鋼

発明者： 室田 康宏 ,  橋本 正幸 ,  阿部 隆
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
代理人 (1件)： 中濱 泰光
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-277362
公開番号（公開出願番号）：特開2002-161330
出願日： 2001年09月13日
公開日（公表日）： 2002年06月04日
要約：

【要約】【課題】 強度および耐摩耗性を安定に確保した上で、低温靭性および低温溶接割れ性に優れた耐摩耗鋼を提供すること。【解決手段】 mass%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.1〜2.0%、Nb:0.005〜0.1%を含有するとともに、Cu:0.05〜2.0%、Ni:0.05〜2.0%、Cr:0.05〜3.0%、Mo:0.05〜3.0%、B:0.0003〜0.01%の内1種以上を含有し、下記特性値Mrが1.3以上、下記炭素等量CeqLが0.42%以下、かつ、焼入れされていることを特徴とする耐摩耗鋼を用いる。Mr=(C/10)0.5×(1+Si)×(1+0.5Cu)×(1+0.5Ni)×(1+2Cr)×(1+3Mo)×(1+2V)×(1+Ti)×(1+3Mn)×(1+200B)CeqL=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5

請求項（抜粋）：

mass%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.1〜2.0%、Nb:0.005〜0.1%を含有するとともに、Cu:0.05〜2.0%、Ni:0.05〜2.0%、Cr:0.05〜3.0%、Mo:0.05〜3.0%、B:0.0003〜0.01%の内1種以上を含有し、残部が実質的に鉄からなる鋼であり、式(1)で示される特性値Mrが1.3以上、式(2)で示される炭素等量CeqLが0.42%以下、かつ、焼入れされていることを特徴とする耐摩耗鋼。 Mr=(C/10)0.5×(1+Si)×(1+0.5Cu)×(1+0.5Ni)×(1+2Cr) ×(1+3Mo)×(1+2V)×(1+Ti)×(1+3Mn)×(1+200B) (1) CeqL=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5 (2)但し、元素記号は各元素の含有量(mass%)を表す。

IPC (2件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/58

FI (2件)：

C22C 38/00 301 H ,  C22C 38/58

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 耐摩耗鋼材の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-117647   出願人：日本鋼管株式会社
• 耐摩耗性に優れた鋼
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-076285   出願人：日本鋼管株式会社