特許
J-GLOBAL ID:200903052429756389

データ処理システムにおけるファイル状態の回復方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 頓宮 孝一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-089000
公開番号(公開出願番号):特開平7-073087
出願日: 1991年03月29日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】この発明の方法の目的は、ファイル・トランザクションの間に生じる不具合から復元することにある。【構成】この発明の方法は:原子ファイル・トランザクションのレコードを保持するためにログ・ファイルを準備するステップ;ファイル・トランザクションの間に得られる古いデータ・イメージおよび新規なデータ・イメージを揮発性のメモリに記録するステップ;不揮発性のメモリに含まれているログ・ファイルの一部に先行のイメージを書き込むステップ;および不具合が生じたときに、不揮発性のメモリ内のログ・ファイルを用いて能動的なファイル・トランザクションの状態を決定して、その完了に先だって不具合が生じたときには該能動的なトランザクションをロールバックするステップ;を含んでなるものである。
請求項(抜粋):
ファイル・ベース式のソフトウエア・システムを含んでなるデータ処理システムにおけるファイル状態の回復方法であって:前記データ処理システム内の揮発性メモリおよび不揮発性メモリの双方に、アトミック・ファイル・トランザクションのログ・ファイルを準備するステップ;不揮発性メモリ内にある前記ログ・ファイルの一部に、データ・セグメントの数を表す第1の変数を準備するステップ;揮発性メモリ内の前記ログ・ファイルのデータ・セグメントを含めて、前記ログ・ファイル内の全てのデータ・セグメントを表す第2の変数を準備するステップ;古いデータに関連するファイル・トランザクションを開始して、揮発性メモリ内の前記ログ・ファイルにおいて前記古いデータのイメージを記録し、そして、前記第2の変数の値を前記古いデータのイメージに割り当てるステップ;新規なデータを生成するために前記ファイル・トランザクションを実行して、揮発性メモリ内の前記ログ・ファイルにおいて前記新規なデータのイメージを記録し、そして、前記古いデータのイメージに割り当てられた前記第2の変数の値を前記新規なデータのイメージに割り当てるステップ;および前記新規なデータのイメージに対して割り当てられた前記第2の変数の値が、前記第1の変数の値に等しいか、または、これよりも小さく、前記古いデータのイメージが既に前記不揮発性メモリに記録されていることを表すときにのみ、前記新規なデータのイメージを不揮発性メモリに書き込むステップ;を含んでなる前記の方法。
IPC (2件):
G06F 12/00 518 ,  G06F 12/00 531
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-281543
  • 特開昭58-163052

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