特許
J-GLOBAL ID:200903052433174980
運用手順検証システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-077731
公開番号(公開出願番号):特開平10-273098
出願日: 1997年03月28日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】運用手順における工学的および人為的誤りを有効に発見し、運用対象を安定して運用可能とすることがを可能とする。【解決手段】検証すべき運用手順を示す運用手順情報は、実時間で演算すべき運用手順情報を宇宙機2に設定する場合と同様に、指令送信部12によって宇宙機2に向けて送信する。またこのとき、指令送信部12は検証の実施を指示する指示情報を宇宙機2に対して送信する。宇宙機2では、指令解読部21が上述の指示情報を受けると、制御装置1から送信される運用手順情報を手順検証演算部22bに与え、その運用手順情報が示す運用手順の検証を手順検証演算部22bに行わせる。そして手順検証演算部22bでの検証の結果を示す検証結果情報は、検証結果送信部23によって制御装置1に向けて送信され、制御装置1ではこの検証結果情報が示す検証結果を検証結果評価部14が評価する。
請求項(抜粋):
運用手順情報が示す運用手順に基づいて所定の運用処理を行う運用処理手段を有した運用対象装置と、この運用対象装置に対して離隔して配置されており、前記運用手順情報を前記運用対象装置に向けて送信する手順情報送信手段を有した制御装置とからなるシステムに適用されて前記運用手順を検証するための運用手順検証システムにおいて、前記制御装置に設けられ、運用手順の検証を行うとき、検証すべき運用手順を示す運用手順情報の送信を前記手順情報送信手段に行わせるとともに、検証の実施を前記運用対象装置に対して指示する検証指示手段と、前記運用対象装置に設けられ、運用手順情報が示す運用手順を検証する検証手段と、前記運用対象装置に設けられ、前記制御装置から送信された前記運用手順情報を受け、かつ当該運用手順情報に関して前記検証指示手段により運用手順の検証の実施が指示されたときには当該運用手順情報を前記運用処理手段には与えずに、当該運用手順情報が示す運用手順の検証を前記検証手段に行わせる検証制御手段と、前記運用対象装置に設けられ、前記検証手段での検証結果を示す検証結果情報を制御装置に向けて送信する検証結果送信手段と、前記制御装置に設けられ、前記検証結果送信手段により送信される検証結果情報を受け、この検証結果情報が示す検証結果を評価することで前記運用手順情報が示す運用手順を評価する評価手段とを具備したことを特徴とする運用手順検証システム。
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