特許
J-GLOBAL ID:200903052463642040

Ti又はTi合金の溶解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-301844
公開番号(公開出願番号):特開平5-140668
出願日: 1991年11月18日
公開日(公表日): 1993年06月08日
要約:
【要約】【目的】 従来の水冷銅るつぼを用いるTi又はTi合金の誘導スカル溶解法の欠点を解消し、高い加熱効率、出湯効率にて、目標組成の溶湯を容易かつ効率的に得る。【構成】 底板12がTi又はTiと全率固溶体を形成する金属で構成された水冷銅るつぼを用いてTi又はTi合金を溶解させた後、該底板12の一部を溶解させて開孔12Aを形成し、該開孔12Aから出湯する。【効果】 底板を水冷しないため加熱効率が高く、スーパーヒートが可能である。スカルが底板付近に極在化して形成されることがなく、容易に目標組成の溶湯を得ることができる。また、この底板の一部を溶解させて開孔を形成し、この開孔から出湯するため、効率的に出湯することができる。出湯の際に溶湯の温度が下がることもない。
請求項(抜粋):
水冷銅るつぼを用いて、誘導スカル溶解法によりTi又はTi合金を溶解する方法において、底板がTi、Tiと全率固溶体を形成する金属又は該金属とTiとの合金で構成された水冷銅るつぼを用い、胴部のみを水冷してTi又はTi合金を溶解させた後、該底板の一部を溶解させて開孔を形成し、該開孔から出湯させることを特徴とするTi又はTi合金の溶解方法。
IPC (3件):
C22C 1/02 ,  C22B 9/22 ,  F27B 14/10

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