特許
J-GLOBAL ID:200903052486776280

梯子型弾性表面波フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮▼崎▲ 主税 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-303441
公開番号(公開出願番号):特開平6-152317
出願日: 1992年11月13日
公開日(公表日): 1994年05月31日
要約:
【要約】【目的】 通過帯域近傍におけるリップルを効果的に抑圧することでき、従って、広帯域化が容易な梯子型弾性表面波フィルタを提供する。【構成】 圧電基板12上に、直列腕を構成するための弾性表面波共振子a1 ,a2 と、並列腕を構成する弾性表面波共振子b1 とを形成してなり、弾性表面波共振子b1 に電気的に並列に付加容量19を接続してなり、該付加容量19の大きさが、直列腕の弾性表面波共振子a1 ,a2 の反共振周波数をfas、直列腕の静電容量をCOS、並列腕の弾性表面波共振子b1 の共振周波数をfrp、並列腕の静電容量をCOPとしたときに、【数1】式(1)で表される周波数fSP近傍におけるスプリアス共振が通過帯域内に収まるような大きさとされている、梯子型弾性表面波フィルタ。
請求項(抜粋):
圧電基板と、前記圧電基板上に形成されておりかつ少なくとも1個の直列腕及び少なくとも1個の並列腕を有するように梯子型に接続された複数の弾性表面波共振子とを有し、前記直列腕の弾性表面波共振子の共振周波数と、並列腕の弾性表面波共振子の反共振周波数とがほぼ一致されている梯子型弾性表面波フィルタにおいて、前記並列腕の各弾性表面波共振子に並列に付加容量が接続されており、かつ直列腕の弾性表面波共振子の反共振周波数をfas、直列腕の静電容量をCos、並列腕の弾性表面波共振子の共振周波数をfrp、並列腕の静電容量をCopとしたとき、【数1】上記式(1)で表される周波数fsp近傍に発生するスプリアス共振が通過帯域内に収まるように、前記付加容量の大きさが選ばれていることを特徴とする、梯子型弾性表面波フィルタ。
IPC (2件):
H03H 9/64 ,  H03H 9/145

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