特許
J-GLOBAL ID:200903052492251203

筒筐体型スピーカ装置とその構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-289414
公開番号(公開出願番号):特開2003-092793
出願日: 2001年09月21日
公開日(公表日): 2003年03月28日
要約:
【要約】【課題】 実用的な1m前後の長さの筒筐体を用いて十分に低い低音を質及び量共に満足できる状態で再生できる。【解決手段】 一端にスピーカユニット1を備え、他端に開口部5を備えた円筒形状の円筒筐体2と、円筒筐体2を実質的に垂直方向に立設するように支持する筐体ベース部3及び底板7とを備える。円筒筐体2の開口部5が円筒筐体2の円筒底面の断面積よりも小さい断面積を有するように円筒筐体2の他端の一部が閉鎖リング10により閉鎖され、音波分配部材6は、円筒筐体2の他端の開口部5に連結され、スピーカユニット1を励振したときに円筒筐体2の内部に放射される音波を4分配し、さらに、分配された音波を各伝搬経路空間7aを介して伝搬させた後、筐体ベース部3の外周縁端部に形成された各外部開口部4aを介して実質的に水平方向に外部に放射する。
請求項(抜粋):
一端にスピーカユニットを備え、他端に開口部を備えた筒形状の筒筐体と、上記筒筐体を実質的に垂直方向に立設するように支持する支持手段とを備えた筒筐体型スピーカ装置において、上記筒筐体の開口部が上記筒筐体の筒底面の断面積よりも小さい断面積を有するように上記筒筐体の他端の一部が閉鎖され、上記筒筐体の他端の開口部に連結され、上記スピーカユニットを励振したときに上記筒筐体の内部に放射される音波を複数N個の音波に分配する音波分配手段と、それぞれ実質的に同一の断面積の伝搬経路を有し、上記分配された複数N個の音波を各伝搬経路を介してそれぞれ伝搬させた後、各外部開口部を介して、実質的に水平方向に外部に放射する複数N個の伝搬手段とを備え、上記筒筐体の他端の開口部から上記音波分配手段を介して上記各伝搬手段の外部開口部までの距離と、上記筒筐体の他端の開口部の断面積と、上記筒筐体の体積とに基づいて決定されるヘルムホルツの共鳴周波数が、上記スピーカユニットの最低共振周波数に実質的に一致するように設定されたことを特徴とする筒筐体型スピーカ装置。
IPC (2件):
H04R 1/28 310 ,  H04R 1/02 101
FI (2件):
H04R 1/28 310 Z ,  H04R 1/02 101 Z
Fターム (5件):
5D017AD24 ,  5D017AD40 ,  5D018AD17 ,  5D018AD18 ,  5D018AD22
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-090893
  • 特開平2-041098

前のページに戻る