特許
J-GLOBAL ID:200903052502704279

抄紙機用調整システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-532587
公開番号(公開出願番号):特表2002-504633
出願日: 1999年02月17日
公開日(公表日): 2002年02月12日
要約:
【要約】抄紙機または板紙抄紙機のヘッドボックス(10)のフィードバック接続オンライン調整システム。ヘッドボックス(10)は紙料懸濁液用の流れダクト、または上下に積み重ねられた別々の流れダクトを含み、ダクトはヘッドボックス(10)の吸い込みヘッダ(11)からそのスライス流路(14)の中へ延びていて、紙料懸濁液噴流(J)が前記スライス流路のスライス開口部(16)から成形ワイヤ上へ、または成形ワイヤ間に作られている成形ギャップの中へ発射される。調整システムは調整器ユニット(30;40、41、42)と設定値ユニット(32)とを含む。調整器ユニット(30;40、41、42)に対しては、測定値(MV)がヘッドボックスシステムから送られる。調整器ユニット(30;40、41、42)からは、制御値(CV)が得られ、これによってヘッドボックスシステムのアクチュエータが制御される。調整システムは、乾燥済紙ウェブ(W;Wout)または乾燥される紙ウェブのオンライン測定設備を含み、この設備によって紙ウェブ(W;Wout)の平面におけるその繊維の分布(OE)が測定される。この測定設備から得られる測定信号により、ヘッドボックス(10)のアクチュエータがフィードバックで制御され、繊維配向の分布と、それに対応する強度比MD/CDとは、生産される紙ウェブ(Wout)における設定値(SV;sva、ha、svs)に従い、本発明による調整システムの制御の下で達成される。
請求項(抜粋):
ヘッドボックス(10)が紙料懸濁液用の流れダクトまたは上下に積み重ねられた別々の流れダクトを含み、該流れダクトが前記ヘッドボックス(10)の吸い込みヘッダ(11)からそのスライス流路(14)の中へ延びていて、紙料懸濁液噴流(J)が前記スライス流路のスライス開口部(16)から成形ワイヤ上へ、または成形ワイヤ間に形成された成形ギャップの中へ発射され、調整器ユニット(30;40、41、42)と、設定値ユニット(32)とを含み、該調整器ユニット(30;40、41、42)に測定値(MV)がヘッドボックスシステムから送られ、該調整器ユニット(30;40、41、42)から制御値(CV)が得られ、これによって前記ヘッドボックスシステムのアクチュエータが制御される抄紙機または板紙抄紙機のヘッドボックス(10)のフィードバック接続オンライン調整システムにおいて、該調整システムは乾燥済紙ウェブ(W;Wout)または乾燥される紙ウェブのオンライン測定設備を含み、該設備によって、前記紙ウェブ(W;Wout)の平面で、その繊維の分布(OE)が測定され、前記測定設備から得られる測定信号によって、前記ヘッドボックス(10)における噴流速度と成形ワイヤ速度との間の速度差、または前記速度の比がフィードバックによって制御され、調整システムの制御の下に生産される紙ウェブ(Wout)における繊維配向の分布と、それに対応するMD/CDの強度比とが、設定値(SV;sva、ha、svs)に従って達成されることを特徴とするフィードバック接続オンライン調整システム。
Fターム (11件):
4L055CE03 ,  4L055CE19 ,  4L055CE20 ,  4L055CE21 ,  4L055DA13 ,  4L055DA16 ,  4L055DA17 ,  4L055DA25 ,  4L055DA26 ,  4L055FA30 ,  4L055GA15

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