特許
J-GLOBAL ID:200903052503378782

壁面剥離診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-089006
公開番号(公開出願番号):特開平9-257765
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 壁面剥離診断の都度、予め実験によって判定基準データを入力するといった作業を不要とし、かつ信頼性の高い剥離診断を行うことを可能とする。【解決手段】 打撃音センサ2からの打撃音信号は増幅器3によって増幅されてからA/D変換器4へ送られてディジタル信号に変換され、演算処理装置5に入力される。この演算処理装置5は、前記ディジタル信号を周波数分析するDSP51とメモリ52とを備え、メモリ52には、現場壁面における健全部を一定回数打撃することによって得られた打撃音を周波数分析して平均化した基準スペクトルデータが格納され、剥離の判定は、個別の判定対象スペクトルデータのスペクトルピーク周波数と、前記基準スペクトルデータのスペクトルピーク周波数との偏差及び前記個別のスペクトルデータの一次モーメントとスペクトルの総和との比較により行われる。
請求項(抜粋):
診断対象壁面を打撃する打撃部と、この打撃部による前記診断対象壁面からの打撃音を採取する打撃音入力部と、この打撃音入力部からの打撃音信号をディジタル信号に変換するA/D変換部と、前記ディジタル信号を周波数分析して判定対象スペクトルデータを得ると共にこの判定対象スペクトルデータと前記壁面の健全部分を一定回数打撃することによるスペクトルデータが平均化された基準スペクトルデータとを比較して前記壁面の剥離の有無を判定する演算処理部と、判定結果を出力表示する出力表示部と、を備えることを特徴とする壁面剥離診断装置。
IPC (2件):
G01N 29/12 ,  E04G 23/02
FI (2件):
G01N 29/12 ,  E04G 23/02 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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