特許
J-GLOBAL ID:200903052507168898

燃料噴射弁の取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320717
公開番号(公開出願番号):特開平10-141171
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 燃料噴射弁を燃料分配部材に長期にわたって良好なシール状態で取り付けることができるようにする。【解決手段】 燃料分配部材10の分岐孔12の内周面には、テーパ状をなすシール面13を形成する。燃料噴射弁20の挿入部21の上端部には、球面の一部からなる当接面23を形成する。挿入部21には、ねじ部材30を回転可能に外挿する。このねじ部材30を分岐孔12に螺合させて当接面23をシール面13に押し付けることにより、燃料噴射弁20を燃料分配部材10の分岐孔12にシール状態で取り付ける。
請求項(抜粋):
内部に燃料通路が形成されるとともに、この燃料通路から分岐する複数の分岐孔が形成された燃料分配部材の各分岐孔にその先端開口部から燃料噴射弁の基端部を挿入して取り付けるための取付構造であって、上記分岐孔の内周面に環状のシール面を形成する一方、上記燃料噴射弁の基端部外周に上記シール面に突き当たることによって上記分岐孔の内周面と上記燃料噴射弁の外周面との間を密封する環状の当接面を形成し、上記燃料噴射弁の基端側の外周に筒状をなすねじ部材を回転可能に、かつ所定位置から燃料噴射弁の基端側へ向かう方向へ移動不能に設け、このねじ部材を上記燃料分配部材に螺合させて締め付けることにより、上記当接面を上記シール面に突き当てるようにしたことを特徴とする燃料噴射弁の取付構造。

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