特許
J-GLOBAL ID:200903052507919770

個人照合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-170866
公開番号(公開出願番号):特開平10-021394
出願日: 1996年07月01日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 背景、顔の大きさ、照明条件等の画像入力における環境の影響を受けないで頑健な顔領域の抽出を行うことのできる個人照合装置。【解決手段】 色情報計算手段102で計算された色情報より人物領域抽出手段103が大まかに人物領域が抽出される。初期抽出領域設定手段109で人物領域画像より複数の矩形領域が選択され、抽出用ベクトル生成手段110において生成された各矩形領域を表す抽出用ベクトルと抽出用テンプレート辞書111内の抽出用テンプレートベクトルとの比較により、各矩形領域の適合度が抽出領域評価手段112で評価され、組み替え操作手段113で各矩形領域の調整が遺伝的な組み替え操作によって実施される。照合用ベクトルと、照合用テンプレートベクトルとのパターンマッチングが行われ、照合結果出力手段108が最終的な照合結果を出力する。
請求項(抜粋):
対象人物の顔画像を含む画像の入力処理を行う画像入力手段と、入力画像の色情報を計算する色情報計算手段と、前記色情報計算手段で得られた色情報をもとに大まかに人物領域を抽出する人物領域抽出手段と、前記抽出された人物領域内の輝度の偏りを補正する輝度補正手段と、人物領域内から顔領域を抽出するために必要なパラメータ列の集団を設定する初期抽出領域設定手段と、前記設定された抽出領域内の輝度値から各領域評価に用いる抽出用ベクトルを生成する抽出用ベクトル生成手段と、顔領域を抽出するために予め用意された抽出用標本顔画像集合から生成された抽出用テンプレートベクトルを格納する抽出用テンプレート辞書と、前記抽出用ベクトル生成手段で求められた抽出用ベクトルと前記抽出用テンプレート辞書内の抽出用テンプレートベクトルとを比較し、その適合度を評価する抽出領域評価手段と、前記抽出領域評価手段で得られた適合度が予め設定された顔領域判断基準を満足しない場合に、その適合度をもとに抽出を行う際に必要としたパラメータ列の記号的な組み替え操作を行う組み替え操作手段と、前記顔領域判断基準を満足する場合に、顔領域抽出処理を終了して、最適な抽出領域を顔領域として記録する顔抽出領域記録手段と、前記顔抽出領域記録手段に記録された顔領域より個人照合に使用される照合用ベクトルを生成する照合用ベクトル作成手段と、予め用意された照合用標本顔画像集合より生成された照合用テンプレートベクトルを格納する照合用テンプレート辞書と、前記得られた照合用ベクトルと前記照合用テンプレート辞書内の照合用テンプレートベクトルとを比較して、最終的な人物照合を行い照合結果の出力を行う照合結果出力手段より構成されることを特徴とする個人照合装置。
FI (2件):
G06F 15/62 465 K ,  G06F 15/70

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