特許
J-GLOBAL ID:200903052511003100

動力舵取り装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-159934
公開番号(公開出願番号):特開平6-344940
出願日: 1993年06月07日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 マニュアルステアリングより軽くハンドルが切れる動力舵取り装置の特性を保持したままで、特に中速以上での収斂性の向上を実現すること。【構成】 車速判定部13と、トルク判定部14と、切り戻り判定部15と、操舵ハンドルが中立点を通過する時間を測定するタイマー17と、前記トルク判定部の判定結果とタイマーの測定結果とに基づき操舵ハンドルが手放し状態か否かを判定する手放し判定部18と、操舵ハンドルにパワーアシストを行うための電動機への電流印加方向を決定する演算部16とを備え、操舵ハンドルの手放し状態が検出された場合には、収斂性制御を行う。
請求項(抜粋):
車速センサからの信号により車速を判定する車速判定部と、操舵ハンドルのトルクを検出するトルクセンサからの信号により得られるハンドルトルクの大きさと方向を判定するトルク判定部と、操舵ハンドルが切り込み状態か、戻り状態かを判定する切り戻り判定部と、操舵ハンドルが中立点を通過する時間を測定するタイマーと、前記トルク判定部の判定結果とタイマーの測定結果とに基づき操舵ハンドルが手放し状態か否かを判定する手放し判定部と、前記車速判定部の判定結果に基づき操舵ハンドルに対するアシストゲイン及びその値に対応する電流値を決定するとともに、前記トルク判定部の判定結果に基づき操舵ハンドルにパワーアシストを行うための電動機への電流印加方向を決定する演算部とを備え、前記演算部では、前記手放し判定部において操舵ハンドルの手放し状態が検出され同時に切り込み状態が検出されたときには、そのときの車速により決定されるべきアシストゲインよりも低下した切込側アシストゲインを決定し、一方操舵ハンドルの手放し状態が検出され同時に戻り状態が検出されたときには、そのときの車速により決定されるべきアシストゲインよりも大きな戻り側アシストゲインを決定し、その値に対応する電流を前記電動機に印加するようにしたことを特徴とする動力舵取り装置の制御装置。
IPC (2件):
B62D 6/02 ,  B62D 5/04

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