特許
J-GLOBAL ID:200903052515978173

石油噴霧燃焼装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 室田 力雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-032672
公開番号(公開出願番号):特開平9-203506
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 装置のコンパクト化の要件を崩すことなく、火炎が熱交換缶体の内壁に当たるのを防止し、長寿命でコンパクトで安価な石油噴霧燃焼装置の提供を課題とする。【解決手段】 水平断面が長方形状とされた熱交換缶体3内の上部に燃焼筒31を配置し、石油噴霧ノズル21を上方から燃焼筒31内へ臨ませて配置し、燃焼筒31の外側に同心の空気筒32を設け、石油燃料を燃焼筒31内に下向きに噴霧導入し、空気を石油噴霧ノズル21の周囲から噴霧燃料と一緒に燃焼筒31内へ導入すると共に空気筒32から燃焼筒31の側周壁に設けられた2次空気孔36を介して燃焼筒31内に導入し、燃焼筒31内に発生した火炎を燃焼筒下端開口部37からさらに下方の熱交換缶体3内へ拡がるようにした石油噴霧燃焼装置であって、火炎の出口である燃焼筒下端開口部37に対して、前記長方形状を持つ熱交換缶体3の短手方向Yとなる両側から対抗して、一対の火炎絞り用空気出口Eを臨ませている。
請求項(抜粋):
水平断面が長方形状とされた熱交換缶体内の上部に燃焼筒を配置すると共に下部空間に熱交換用通水パイプを貫通配置し、前記燃焼筒に対しては石油噴霧ノズルを上方から燃焼筒内へ臨ませて配置すると共に燃焼筒の外側に同心の空気筒を設け、前記石油噴霧ノズルによって石油燃料を燃焼筒内に下向きに噴霧導入し、また送風器から送られてくる空気を前記石油噴霧ノズルの周囲から噴霧燃料と一緒に燃焼筒内へ導入すると共に前記空気筒から燃焼筒の側周壁に設けられた2次空気孔を介して燃焼筒内に導入し、これにより燃焼筒内に発生した火炎を燃焼筒下端開口部から更に下方の熱交換缶体内へ拡がるようにした石油噴霧燃焼装置であって、前記火炎の出口である燃焼筒下端開口部に対して、前記長方形状を持つ熱交換缶体の短手方向となる両側から対抗して、一対の火炎絞り用空気出口を臨ませていることを特徴とする石油噴霧燃焼装置。

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