特許
J-GLOBAL ID:200903052518577366

鋳造用模型の形状データ処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-178646
公開番号(公開出願番号):特開2001-353551
出願日: 2000年06月14日
公開日(公表日): 2001年12月25日
要約:
【要約】【課題】 鋳造用模型(消失模型)を、加工残り部の発生を極力抑制して最適な分割を行うことができ、鋳造用模型作製のための作業の効率化を図ることが可能な鋳造用模型の形状データ処理方法を提案する。【解決手段】 本発明においては、CADシステムで作成した製品形状の三次元コンピュータ設計データに分割面を設定してこのデータを分割するにあたり、複数の分割面(分割候補面)を仮定すると共に、これら各分割候補面で分割した場合に発生する加工残り部、すなわち、この製品形状データに基づいて実際の鋳造用模型を作製する際の切削加工において、工具によって自動的に除去することができずに残留してしまう余分な箇所を、製品形状データの段階で予め想定する。そして、この想定した加工残り部の体積を評価して、その値が最小となるように適切な分割面を決定する。
請求項(抜粋):
鋳造品の製造に用いる鋳造用模型の作製における、当該模型の三次元コンピュータ設計形状データの作成に際し、作成した前記形状データに対して、少なくとも一箇所の加工残り部を規定するステップと、前記形状データの、前記各加工残り部のそれぞれの存在箇所において、当該形状データの高さ方向に少なくとも1か所の分割候補面を設定して、当該形状データを複数の形状要素に分割するステップと、前記各加工残り部を前記各分割候補面で分割することにより、前記各形状要素に対応する加工残り要素を規定し、これら各加工残り要素の体積を求めるステップと、前記各加工残り要素の体積を所定の加工残り要素許容体積と比較し、その結果に基づいて前記分割候補面の内から第一の仮分割面を決定するステップと、前記各加工残り部の体積の総和を求め、その値を所定の加工残り総許容体積と比較し、その結果に基づいて前記各分割候補面の内から第二の仮分割面を決定するステップと、前記第一の仮分割面と前記第二の仮分割面とを比較して、その結果に基づき、前記形状データの分割面を決定するステップと、を具える、鋳造用模型の形状データ処理方法。
IPC (3件):
B22C 7/02 103 ,  G06F 17/50 680 ,  G06F 17/50
FI (3件):
B22C 7/02 103 ,  G06F 17/50 680 Z ,  G06F 17/50 680 C
Fターム (7件):
4E093GC20 ,  4E093GD10 ,  5B046AA00 ,  5B046BA08 ,  5B046DA08 ,  5B046FA16 ,  5B046JA01

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