特許
J-GLOBAL ID:200903052520211506

無停電電源装置の並列運転電流検出装置とその電流検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-230724
公開番号(公開出願番号):特開2004-072928
出願日: 2002年08月08日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】並列運転中の無停電電源装置の電流指令値となる平均電流を二重に算出して相互チェックを可能にすると共に、直送給電回路の平均電流と、スタンパイ状態にある無停電電源装置が並列運転する際の平均電流が算出できるようにすることにある。【解決手段】2つの出力変流器に別個の補助変流器を介して信号変換器を備える。各信号変換器に並列に第1開閉器を介して他の無停電電源装置の同じ回路を接続する。一方の信号変換器には第2開閉器を挿入する。各第1開閉器のオンで、並列中の無停電電源装置1台当たりの平均電流を算出できる。この平均電流算出回路は別個に2回路あるから、電流指令値となる平均電流の相互チェックができる。第2開閉器はスタンバイしている無停電電源装置に連動するから、複数の直送給電回路で給電中にスタンバイしている無停電電源装置に切り換わる前に、無停電電源装置の平均電流が分かるから、切り換え時に過電流になか否かが事前に判明できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
直送給電回路の出力側に備えた直送用開閉器と、無停電電源装置の出力側に備えた出力用開閉器とを結合し、この結合点と母線との間に保守用開閉器を設けて直送切り換え回路バックアップ方式無停電電源装置を構成し、これの複数組を母線に接続することで構成される無停電電源装置の並列運転装置において、 前記出力用開閉器の回路の電流を検出する出力変流器と、 該出力変流器の二次巻線に直接または補助変流器を介して接続してその入力信号を所望のレベルの信号に変換する第1信号変換器と、 前記保守用開閉器の回路の電流を検出する第1変流器と第2変流器と、 該第1変流器の二次巻線に接続して、前記出力用開閉器と前記保守用開閉器の両者がオンで且つ前記無停電電源装置が運転状態のときにオンとなる第1スイッチと、 該第1スイッチの出力側と、他の各無停電電源装置に属するそれぞれの第1スイッチの出力側とを接続する第1スイッチ接続線と、 前記第1変流器の二次巻線に抵抗を介して接続する第1補助変流器と、 該第1補助変流器の二次巻線に接続してその入力信号を所望のレベルの信号に変換する第2信号変換器と、 前記第2変流器の二次巻線に接続して、前記直送用開閉器または前記出力用開閉器のいずれかがオンで且つ前記保守用開閉器がオンのときにオンとなる第2スイッチと、 該第2スイッチの出力側と、他の各無停電電源装置に属するそれぞれの第2スイッチの出力側とを接続する第2スイッチ接続線と、 この第2変流器の二次巻線に接続して、前記無停電電源装置が運転状態のときにオンとなる第3スイッチと、 該第3スイッチの出力側に、抵抗を介して接続する第2補助変流器と、 該第2補助変流器の二次巻線に接続してその入力信号を所望のレベルの信号に変換する第2信号変換器と、 前記第2変流器の二次巻線に接続して、この二次巻線の電圧が所定値を越えると導通して当該二次巻線を短絡する半導体素子と、 を備えることを特徴とする無停電電源装置の並列運転電流検出装置。
IPC (2件):
H02J9/06 ,  H02J3/46
FI (2件):
H02J9/06 504B ,  H02J3/46 D
Fターム (7件):
5G015FA02 ,  5G015GA09 ,  5G015JA11 ,  5G015JA35 ,  5G066HA02 ,  5G066HA15 ,  5G066HB04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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