特許
J-GLOBAL ID:200903052523709130

連続鋳造中の鋼種変更鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-349628
公開番号(公開出願番号):特開平6-198400
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 異鋼種を継ぐ連続鋳造において、前次取鍋の終了より鋳造速度を減速しながらタンデッシュ内溶鋼を最少量とし、中間成分の鋳片の発生を減少する鋼種変更鋳造方法を提供する。【構成】 前次取鍋からタンデッシュへの注入完了後、所定の残量となるまで定常の速度で鋳造し、その後鋳造速度を0.10〜0.60m/min で減速して0.13〜0.17m/min にして、溶滓が流出しない最少量になると今次取鍋を注入開始して、その後タンデッシュ内へ最大量となる様に注入して、かつ急速に増速して行き今次取鍋での定常速度に到達させること、およびモールド下二次冷却帯を前次取鍋について強冷のみとし、、今次は強冷または徐冷とする組合せによって成分の混合した中間成分鋳片を最少とする連続鋳造中の鋼種変更鋳造方法。
請求項(抜粋):
連続鋳造中の前次取鍋からタンデッシュへの注入完了後、今次鋼種変更して連続鋳造を継続するに際し、タンデッシュ内溶鋼残量が所定量に減少するまでモールド湯面レベルを維持して、鋳造速度を0.10〜0.60m/min の割合で0.13〜0.17m/min まで減速すると共に、タンデッシュ内湯面レベルを溶滓が流出しない最少量に調整して、次いでモールド湯面レベルと鋳造速度を保持しつつ、今次取鍋からタンデッシュへ定常湯面レベルまで最大注入速度で注入し、タンデッシュ内の前次鋼種の溶鋼残量を今次溶鋼で希釈して今次取鍋主成分の許容範囲となる量に達する時点で、鋳造速度を0.10〜0.20m/min の割合で今次定常鋳造速度まで増速して定常のタンデッシュ内湯面レベルに復帰せしめると共に、モールド下側の二次冷却帯が前次を強冷のみとし、かつ今次を強冷または徐冷とする組合せでなされることを特徴とする連続鋳造中の鋼種変更鋳造方法。
IPC (3件):
B22D 11/10 ,  B22D 11/18 ,  B22D 11/22

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