特許
J-GLOBAL ID:200903052525247860

超音波タッチパネル

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-140612
公開番号(公開出願番号):特開平11-327772
出願日: 1998年05月07日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 同じ振幅の送信バースト波を用いて、より低いSNRでより大きなタッチパネルの位置推定を可能にする。【解決手段】 基板1の相対する2辺に沿って反射アレイ2X1,2X2(2Y1,2Y2)を設け、一方の反射アレイ2X1(2Y1)の端部には超音波送信トランスデューサ3X1(3Y1)を他方の反射アレイ2X2(2Y2)の端部には超音波受信トランスデューサ3X2(3Y2)を有する。3X1(3Y1)からパルス状の縦波を発生させ、ガイド4X1(4Y1)で表面弾性波を発生させ、順次基板中央に向かって高次せん断波を発生、伝播させ、他辺の2X2(2Y2)で受信してレイリー波に変換させた後、4X2(4Y2)を介して受信する。送信信号として擬似ランダム符号で変調された音波を用い、受信側では送信に使われる符号を同じ符号を用いて自己相関を計算し、その相関値の大きさの減少を検知する。
請求項(抜粋):
表面弾性波が伝わる長方形基板の相対する2辺に沿って反射アレイを有するとともに、一方の反射アレイの端部には超音波送信トランスデューサを他方の反射アレイの端部には超音波受信トランスデューサを有し、送信トランスデューサからパルス状の縦波を発生させ、該縦波をガイドで前記基板の表面に表面弾性波を発生させ、該基板の表面に加工された前記反射アレイに伝播させることで、順次基板中央に向かって高次せん断波を発生、伝播させ、相対する他辺に設置された反射アレイで受信してレイリー波に変換させた後、該受信側の反射アレイを伝播させて送信側と同様のガイドを介して受信トランスデューサで受信することで基板中央部に弾性体が接触した際に、受信された信号からその位置を計測する超音波タッチパネルにおいて、送信信号として擬似ランダム符号で変調された音波を用い、受信側では送信に使われる符号を同じ符号を用いて自己相関を計算し、その相関値の大きさの減少を検知することで接触位置を計算することを特徴とする超音波タッチパネル。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭57-014978

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