特許
J-GLOBAL ID:200903052534639134

搬送台駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-128933
公開番号(公開出願番号):特開平5-323467
出願日: 1992年05月21日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【構成】 原稿台2に、その往復移動方向に沿って取り付けられたエンドレスギヤ8が、相互に平行な第1・第2ラック部6・5と、第1ラック部6の両端部から、第2ラック部5の端部方向に向かって同ピッチで延びる略半円状の連結内歯部6a・6aとからなる。エンドレスギヤ8内に、駆動力が伝達される太陽歯車9と、太陽歯車9及びエンドレスギヤ8と歯合するピッチ円形の異なる2段歯車からなる遊星歯車10を設ける。第1・第2ラック部6・5を、2段歯車と歯合し得るよう軸方向に変位して、さらに、連結内歯部6aの第2ラック部5側の両端部に、歯合の切り換えを円滑に行うためのギヤレス部Dを設ける。【効果】 従来の構造と比較して、少ない部品点数にて原稿台2の往復移動ができる。さらに、往方向と復方向とで移動速度の変更が可能で、しかも、円滑な速度の切り換えが行える。
請求項(抜粋):
歯面を対向させて平行に設けられた2個の第1ラック部と第2ラック部、及び上記第1ラック部の両端部からそれぞれ対向する第2ラック部の端部方向に向かって同ピッチで延びる2個の略半円状の連結内歯部からなり、被印刷物が載置される搬送台と連結され、この搬送台と一体的に直線移動可能に設けられた内歯歯車と、この内歯歯車における両ラック部間の中間部位に位置を固定して設けられ、モータの駆動力が入力される太陽歯車と、上記太陽歯車及び内歯歯車との間にこれら両歯車に噛み合って回転自在に設けられた遊星歯車と、上記太陽歯車の回転軸に回動可能に連結されると共に、上記遊星歯車の歯車軸を支持する連結板とを備え、上記遊星歯車が、同軸上に一体的に回転するピッチ円形の異なる2段歯車からなると共に、上記第1ラック部及び第2ラック部が、上記2段歯車と歯合し得るように上記歯車の軸方向に変位して設けられており、さらに、上記の両連結内歯部における第2ラック部側の各端部には、所定方向に回転移動して上記内歯歯車に沿って移動する遊星歯車が、連結内歯部から第2ラック部へ、もしくは第2ラック部から連結内歯部へと移動する際、遊星歯車と内歯歯車との歯合の切り換えが円滑に行われるべく、欠歯部が設けられていることを特徴とする搬送台駆動装置。
IPC (3件):
G03B 27/50 ,  B65H 5/04 ,  G03G 15/00 107

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