特許
J-GLOBAL ID:200903052537499554

流量調整用ダンパ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-190165
公開番号(公開出願番号):特開2004-036903
出願日: 2002年06月28日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】流量調整用ダンパ装置において,ダンパ羽根の開度調整位置の設定を容易にし且つその調整位置を確実に固定でき,しかも開度調整手段の構造を簡単且つ小型化でき,コスト節減を図ると共に,ダンパ本体周りの限られたスペース内でも組付,調整等のための作業空間を十分に確保可能とする。【解決手段】開度調整手段Aは,ダンパ本体1の側部にダンパ軸2の軸方向に所定量移動可能に配設されると共に該ダンパ軸2に相対回動不能に連結される操作部材4と,ダンパ本体1の側部に固定的に配設されるストッパ部材5と,このストッパ部材5及び操作部材4の何れか一方と他方にそれぞれ設けられた凹部5h及び凸部4pを有しダンパ軸2の回動位置を複数段階に選択,固定可能な凹凸係合手段Eと,その凹凸係合手段Eの凹部5h及び凸部4pの係合を維持する方向に操作部材4を付勢する戻しばねSとを備える。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
筒状をなし内部が流体通路(P)とされるダンパ本体(1)と,このダンパ本体(1)に回動可能に支持されて前記流体通路(P)を横切るダンパ軸(2,2′)と,このダンパ軸(2,2′)に固定され該ダンパ軸(2,2′)との一体回動により前記流体通路(P)の開度を可変とするダンパ羽根(3)と,そのダンパ羽根(3)を手動で開度調整するための開度調整手段(A,A′)とを備えた流量調整用ダンパ装置において, 前記開度調整手段(A,A′)は,前記ダンパ本体(1)の側部に前記ダンパ軸(2,2′)の軸方向に所定量移動可能に配設されると共に該ダンパ軸(2,2′)に相対回動不能に連結される操作部材(4,4′)と,この操作部材(4,4′)に対応して前記ダンパ本体(1)の側部に固定的に配設されるストッパ部材(5,5′)と,このストッパ部材(5,5′)及び前記操作部材(4,4′)の何れか一方と他方にそれぞれ設けられた凹部(5h)及び凸部(4p)を有しそれら凹部(5h)及び凸部(4p)の係合によりダンパ軸(2,2′)の回動位置を複数段階に選択,固定可能な凹凸係合手段(E)と,その凹部(5h)及び凸部(4p)の前記係合を維持する方向に前記操作部材(4,4′)を付勢する戻しばね(S)とを備え, 前記操作部材(4,4′)を前記戻しばね(S)の付勢力に抗して前記ダンパ軸(2,2′)の軸方向に押し又は引くことで前記凹凸係合手段(E)の係合状態を随時解除できるようにしたことを特徴とする,流量調整用ダンパ装置。
IPC (1件):
F24F13/14
FI (2件):
F24F13/14 G ,  F24F13/14 E
Fターム (5件):
3L081AA03 ,  3L081AB02 ,  3L081FA07 ,  3L081HA07 ,  3L081HA08

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