特許
J-GLOBAL ID:200903052541677971

プロジェクタ型前照灯

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-255455
公開番号(公開出願番号):特開平6-084401
出願日: 1992年09月01日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 プロジェクタ型前照灯を構成する投影レンズの焦点距離に変化をもたせることによって色収差に起因する色縞が配光パターン上で目立たないようにするとともに、配光パターンにおける水平方向の拡がりを得る。【構成】 プロジェクタ型前照灯1は、反射面3による反射光を反射面の第2焦点F2近傍に配置された遮光板5の上縁近傍に集光し、カットラインに相当するパターン像を規定してから投影レンズ8を介して投影する。投影レンズ8を正面から見たときに光軸から所定距離内の範囲Aでは焦点Fが遮光板5の上縁前端に位置され、範囲Aの外側の範囲Bではレンズの周縁にいくにつれて後方焦点距離が長くなるようにレンズ設計を行う。また、光軸を含む鉛直面によって投影レンズ8を切断したときの範囲Bに属するレンズ部分の後方焦点距離についての変化量ΔBfy-zに比して、光軸を含む水平面によって投影レンズ8を切断したときの範囲Bに属するレンズ部分についての後方焦点距離の変化量ΔBfx-zが大きくなるように設計する。
請求項(抜粋):
反射鏡の第1の焦点位置に光源を配置し、反射鏡の第2の焦点位置に反射光を集光させ、第2の焦点位置の近傍に上縁が位置するように配置された遮光板によってカットラインを限定した後、前方の投影レンズを介してパターン像を投影するように構成されたプロジェクタ型前照灯において、(1)水平面又は鉛直面によって切断した投影レンズの出射面及び/又は入射面の断面での焦点が光軸上に位置すること、(2)出射面及び/又は入射面のうち光軸から水平方向、鉛直方向に所定の距離内にある範囲又は光軸を含む鉛直面によって出射面及び/又は入射面を切断した断面の所定範囲について定義される焦点が遮光板の上縁近傍に位置すること、(3)(2)に示す範囲における後方焦点距離に比して、その余の範囲における後方焦点距離が長くされ、かつ、その後方焦点距離がレンズの周縁にいくに従って次第に長くなるようにされていること、を特徴とするプロジェクタ型前照灯。
IPC (2件):
F21M 3/12 ,  F21M 3/05

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