特許
J-GLOBAL ID:200903052551419245

スペクトル拡散信号復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-117183
公開番号(公開出願番号):特開平11-313005
出願日: 1998年04月27日
公開日(公表日): 1999年11月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、スペクトル拡散通信で用いられるスペクトル拡散信号復調回路に関し、低S/Nで、かつ搬送波周波数誤差が存在する状況下で高速な拡散符号同期及び搬送波同期を実現する。【解決手段】 受動相関手段3、4の出力信号のうち、初期同期を確立するLシンボル区間における無変調信号を巡回積分する第1巡回積分手段5、6と、第1の巡回積分手段の出力信号の包絡線を検出する包絡線検出手段7と、包絡線検出手段の出力信号を巡回積分する第2巡回積分手段8と、第2巡回積分手段の出力信号が所定値を示す位置を検出する位置検出手段9と、前記Lシンボル区間において、第1巡回積分手段に、L>MであるM回の積分動作を行わせ、第2巡回積分手段に、(L/M)回の積分動作を行わせ、Mシンボル周期で間欠的な動作を行わせる制御手段15とを備える。
請求項(抜粋):
拡散符号によってスペクトル拡散された受信信号を参照搬送波信号によって周波数変換する変換手段と、前記変換手段の出力信号を逆拡散する受動相関手段と、前記受動相関手段の出力信号のうち、初期同期を確立するL(Lは整数)シンボル区間における無変調信号を巡回積分する第1巡回積分手段と、前記第1巡回積分手段の出力信号の包絡線を検出する包絡線検出手段と、前記包絡線検出手段の出力信号を巡回積分する第2巡回積分手段と、前記第2巡回積分手段の出力信号の最大値または所定値を示す位置を検出する位置検出手段と、前記受動相関手段の出力信号を前記位置検出手段が検出した位置でサンプリングし、復調信号を出力する第1サンプリング手段と、前記受信信号の初期同期を確立するLシンボル区間において、前記第1巡回積分手段に、L>M(Mは整数)であるM回の積算動作を行わせ、または、M回の積算動作に相当する動作を行わせる時定数を設定し、前記第2巡回積分手段に、(L/M)回の積算動作を行わせ、または、(L/M)回の積算動作に相当する動作を行わせる時定数を設定するとともに、Mシンボル周期で間欠的に動作させる制御手段とを備えることを特徴とするスペクトル拡散信号復調回路。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C

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