特許
J-GLOBAL ID:200903052555512860

硬さ試験による弾塑性材料定数の決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 室田 力雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-122262
公開番号(公開出願番号):特開平9-288050
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 引っ張り試験を行う必要なく、小型で安価な装置である硬さ試験機を用いて、小さな試験片からも弾塑性材料の材料定数を得ることができる、硬さ試験による弾塑性材料定数の決定方法の提供を課題とする。【解決手段】 弾塑性材料に対して硬さ試験を行った際に生じる荷重P-変位δ曲線の式をP=aδ2 +bδ+cとしたときのa、b、cからなる曲線定数組と、ある弾塑性材料における降伏応力σy 、加工硬化指数n、加工硬化係数Aからなる材料定数組との関係を、多数の異なる材料定数組にそれぞれ対応する曲線定数組として予めデータベース化しておき、現実の調査対象材料に対しては、実際に硬さ試験を行い、これによって得られた荷重-変位曲線から実際の曲線定数組を得て、該得られた実際の曲線定数組を前記データベースと照合させることで、前記現実の調査対象材料の材料定数組を決定する。
請求項(抜粋):
弾塑性材料に対して硬さ試験を行った際に生じる荷重P-変位δ曲線の式をP=aδ2 +bδ+cとしたときのa、b、cからなる曲線定数組と、ある弾塑性材料における降伏応力σy 、加工硬化指数n、加工硬化係数Aからなる材料定数組との関係を、多数の異なる材料定数組にそれぞれ対応する曲線定数組として予めデータベース化しておき、現実の調査対象材料に対しては、実際に硬さ試験を行い、これによって得られた荷重-変位曲線から実際の曲線定数組を得て、該得られた実際の曲線定数組を前記データベースと照合させることで、前記現実の調査対象材料の材料定数組を決定することを特徴とする硬さ試験による弾塑性材料定数の決定方法。

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