特許
J-GLOBAL ID:200903052555594637

自動変速機の故障判定装置及び故障判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-114776
公開番号(公開出願番号):特開平8-303578
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】タ-ビン回転数検出センサを有しない場合に、目標変速段にならない故障発生時であることを容易かつ精度よく行えるようにする。【構成】各変速段毎に、車速をパラメ-タとして、トルクコンバ-タ2のとり得る最大スリップ量が、第1基準スリップ量としてあらかじめ記憶されている。センサS3で検出された車速と目標変速段とから推定タ-ビン回転数が決定され、センサS1で検出されたエンジン回転数から推定タ-ビン回転数を差引いて、推定スリップ量が決定される。推定スリップ量が上記最大スリップ量よりも大きいときに、実際の変速段が目標変速段よりも低速段側となっている故障時と判定される。前記推定スリップ量が、負の値である第2基準スリップ量よりも小さいときに、実際の変速段が目標変速段よりも高速側の変速段となっている故障時と判定される。
請求項(抜粋):
トルクコンバ-タと多段変速歯車機構とを備え、あらかじ定められた変速特性に基づいて得られる目標変速段となるように該多段変速歯車機構の変速段切換手段に変速信号を出力するようにした自動変速機において、車速を検出する車速検出手段と、エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、前記車速検出手段で検出される車速に基づいて、前記目標変速段に対応したタ-ビン回転数を決定するタ-ビン回転数決定手段と、前記エンジン回転数検出手段で検出されたエンジン回転数と前記タ-ビン回転数決定手段により決定されたタ-ビン回転数とから、前記トルクコンバ-タの推定スリップ量を決定する推定スリップ量決定手段と、前記推定スリップ量決定手段により決定された推定スリップ量を、あらかじめ設定された所定の基準スリップ量と比較することにより故障判定を行う故障判定手段と、を備えていることを特徴とする自動変速機の故障判定装置。
IPC (6件):
F16H 61/12 ,  F16H 59:38 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:68 ,  F16H 59:72
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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