特許
J-GLOBAL ID:200903052567076968

多糖類マトリックス共重合体から成るコンタクトレンズ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-106095
公開番号(公開出願番号):特開平8-143632
出願日: 1984年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 生体親和性材料として有用な塊状共重合生成物から成る成型品を得て涙液などに親和性を有する生体親和性コンタクトレンズを得る。【構成】 多糖類の陽イオン性誘導体に不飽和酸を重合してなるマトリックス重合体とオレフイン単量体との塊状共重合体から成る成型品。【効果】 この多糖類マトリックス塊状共重合体から成る成型品は前段階のマトリックス重合体から成る成型品より機械的強度などが改善され容易に棒状あるいは板状の種々の形状のものが得られる。 たとえば、人工血管、人工骨、人工腎臓、人工角膜、義歯あるいは義歯床などが考えられるが、特に透明である際だった特徴をゆうする為コンタクトレンズ、眼内レンズ、人工水晶体には有用である。
請求項(抜粋):
多糖類(デキストランを除く)の陽イオン性誘導体の単位の式が、 〔C6 H7 O2 (OH)3-a ・(OX)a 〕x・H2 O(1) 〔式中Xは、-(CH2 )nR1 (R1 は-NH2 、-N(CH3 )2 、-N(C2 H5 )2 、-N+ (C2 H5 )3、-N+ (C2 H5 )2 (C2 H5 )N(C2 H5 )2 、-C6 H4 ・NH2 、-CO・C6 H4 ・NH2 よりなる群から選ばれた基、n=1〜3の整数)、又は-COR2 (R2 は-CH2 ・NH2 又は-C6 H4 ・NH2 )又は-CH2CH(OH)・CH2 R3 (R3 は-NH2 、-N(CH3 )2 、-N(C2 H5 )2 、-N+ (C2 H5 )3 からなる群から選ばれた基)、aは0<a≦3の正数、xは50,000≧x≧5の整数〕(1)式で示され不飽和酸の重合体は一般式が下式で示される。0、000の正の整数)(1)式と(2)式よりなる一般式(3)式に示される、 〔C6 H7 O2 (OH)3-a ・(OX)a 〕x・H2 O・〔R4 COOH〕n (3)多糖類(デキストランを除く)の陽イオン性誘導体に不飽和酸を静電的に結合しラジカル重合してなるマトリックス重合体と下記式〔ここでR5 、R6 とR7 はそれぞれ水素原子又はCH3 より選ばれる、ル基、シクロヘキシル基、C1 〜C4 のヒドロキシアルキル基、C1 〜C8 のアミノアルキル基、C1 〜C8 のジアルキルアミノアルキル基、グリシジル基、テトラヒドロフラン基、C1 〜C4 の低級アルキル置換テトラヒドロフラン基、ベンジル基及び(-CH2 CH2 -O-)yCH2 CH2 OH基(ただしyは1〜10の正数)、-N(R10)2 (R10は水素原子又はC1 〜C4 のアルキル基、2つのR10は同じでも異なっていてもよい)、(R11はC1 〜C8 のアルキル基)、フェニル基、ピリジン基、トリル基、ピロリドン基を示す〕。 nは20から300、000の正の整数で表わされるオレフイン化合物の重合体である。(3)式と(4)式より構成されて成る、多糖類(デキストランを除く)の陽イオン性誘導体に不飽和酸を静電的に結合しラジカル重合してなるマトリックス重合体とオレフイン単量体とのラジカル塊状共重合体から成る成型品。
IPC (2件):
C08F251/00 MQA ,  G02C 7/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-126119
  • 特開昭61-133214
  • 特開昭61-133214

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