特許
J-GLOBAL ID:200903052573699780

電動機駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-315460
公開番号(公開出願番号):特開2006-129632
出願日: 2004年10月29日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】電源事情に依存せず必要な電動機出力を安定して得ること。【解決手段】電動機駆動装置3は、電動機4の固定子巻線に流れる電流を検出する電流検出部9と、目標速度ω*と電動機4の回転速度ω1との速度誤差から電流指令値I*を作成する速度制御部11と、電流指令値I*と検出された電流値との電流誤差から電圧指令値v*を作成する電流制御部12と、電圧指令値v*から電圧飽和の度合いである電圧飽和率を算出する電圧飽和率算出手段17と、電圧飽和率の算出値に基づいて予め設定された電流指令位相を補正する位相補正手段16とを備える。この位相補正手段16により、電源電圧が低下した場合は電流指令位相を大きくして弱め界磁制御を効かせる方向に作用させることで、電源事情に依存せず必要な電動機出力を安定して得ることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高圧側に配置された上アームスイッチング素子と低圧側に配置された下アームスイッチング素子からなるスイッチング素子対を複数有し、各スイッチング素子の動作により直流電圧を所望の周波数、電圧の交流電圧に変換し、複数相の電動機にその駆動電圧として供給するインバータと、前記電動機の固定子巻線に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記電動機に対する電流指令値と前記電流検出手段により検出された電流検出値との電流誤差から前記電動機の電圧指令値を作成する電流制御手段と、前記電圧指令値に基づいて、前記インバータの各スイッチング素子の動作を制御するPWM信号を生成するPWM信号生成手段と、前記インバータの出力電圧の最大値に対する前記電圧指令値の比率、いわゆる電圧飽和率を算出する電圧飽和率算出手段と、前記電圧飽和率算出手段から算出された電圧飽和率算出値に応じて、予め設定された電流指令位相を補正する位相補正手段とを備えることを特徴とする電動機駆動装置。
IPC (1件):
H02P 6/06
FI (1件):
H02P6/02 341H
Fターム (16件):
5H560AA02 ,  5H560BB04 ,  5H560DA12 ,  5H560DB12 ,  5H560DB20 ,  5H560DC11 ,  5H560DC12 ,  5H560DC13 ,  5H560EB01 ,  5H560RR10 ,  5H560SS07 ,  5H560UA02 ,  5H560XA02 ,  5H560XA04 ,  5H560XA12 ,  5H560XA15
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3419725号公報

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