特許
J-GLOBAL ID:200903052574505610

自動ねじ締め機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-105508
公開番号(公開出願番号):特開平11-285932
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 ドライバビットに加わるトルクを検出するトルク検出手段と電圧電源とを接続するセンサケーブルの断線が発生すると、即座にこれを検出することができる自動ねじ締め機を提供する。【解決手段】 ドライバビット3cに加わるトルクをブリッジ回路を構成する歪みゲージ4bでなるトルク検出手段4で検出し、ブリッジ回路の電源接続端に正負両方向の電圧を供給する電圧電源4cを接続するとともにブリッジ回路の出力端側にコンデンサ成分を持つローパスフィルタ4dを接続する一方、電圧電源4cの断線の際にトルク検出手段4の出力トルク値がそのフルスケールに比べ負側に十分に小さな値となるようなオフセット抵抗Roを前記ブリッジ回路の一つのブリッジ部に接続し、締付け途中でトルク検出手段4の出力トルク値が前記負側の値をとる時、電源側のセンサケーブルの断線表示指令信号を表示部11に出力するように構成されている。そのため、締付け工程中に電源側のセンサケーブルが断線しても、これを確実に検出することができる。
請求項(抜粋):
モータの回転を受けて回転する駆動工具と、正負両方向の電圧を供給する電圧電源が接続される電源接続端と信号出力端とを備えたブリッジ回路を前記駆動工具に加わるトルクを検出するトルクセンサにより構成してなるトルク検出手段と、トルク検出手段の出力信号をローパスフィルタを介して正負両方向の出力トルク値に変換する較正部と、モータにパワーを供給する駆動部と、駆動部に指令値を送る制御部とを設ける一方、トルク検出手段の出力トルク値が最終締付けトルクに達すると制御部から駆動部にモータ停止指令信号を出力するように構成した自動ねじ締め機において、トルク検出手段のブリッジ回路の負側信号出力端と負側電圧電源との間に、電圧電源の断線の際にトルク検出手段の出力トルク値がそのフルスケールに比べ負側に十分小さな値となるようなオフセット抵抗を接続して、締付け時に前記出力トルク値が負側の値をとる時、電源側センサケーブルの断線表示指令信号を表示部に出力する断線検出部を設けたことを特徴とする自動ねじ締め機。
IPC (2件):
B23P 19/06 ,  B25B 23/14 640
FI (3件):
B23P 19/06 P ,  B23P 19/06 E ,  B25B 23/14 640 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-232127
  • 特公昭61-000561
  • 特公昭49-025222

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