特許
J-GLOBAL ID:200903052582381157

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146589
公開番号(公開出願番号):特開平10-339239
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 燃料噴射率の波形を矩形形状とし、燃料噴射量の電磁弁駆動時間に対する直線性を向上することができる蓄圧式燃料噴射装置を提供する。【解決手段】 高圧燃料通路63から中間室55へ流入する燃料量を規制する入口絞り穴56と、中間室55と圧力制御室51とを流通する燃料量を規制する中間絞り穴52とを平板プレート54に形成し、中間室55から低圧燃料室67へ流出する燃料流量を規制する出口絞り穴57を平板プレート53に形成した。このため、圧力制御室51の内部の燃料圧力が急激に下降するのを抑えるので、電磁弁30がフルストロークする前に燃料噴射が始まるのを防ぐことができる。さらに、圧力制御室51の容積を比較的小さくすることができるので、ニ一ドル弁の作動を滑らかにすることができ、燃料噴射量の電磁弁30の駆動時間に対する直線性を向上することができる。
請求項(抜粋):
蓄圧室で蓄圧された高圧燃料をエンジンの各気筒に設けられたインジェクタに供給し、前記インジェクタの電磁二方弁により燃料噴射時期および期間を制御する蓄圧式燃料噴射装置であって、蓄圧された高圧燃料を前記インジェクタの噴孔に供給可能な高圧燃料通路と前記噴孔とを断続する弁部材と、前記高圧燃料通路から高圧燃料が導入され、前記電磁二方弁により低圧側空間に断続可能かつ容積が固定される中間室と、油圧力により前記弁部材を前記噴孔遮断方向に付勢する燃料が蓄えられる圧力制御室と、前記高圧燃料通路から前記中間室に流入する燃料流量を制限する入口絞り穴と、前記中間室から前記低圧側空間に流出する燃料流量を制限する出口絞り穴と、変位不能な部材に形成され、前記中間室と前記圧力制御室とに流通する燃料流量を制限する中間絞り穴と、を備えることを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (2件):
F02M 47/00 ,  F02M 61/10
FI (3件):
F02M 47/00 F ,  F02M 47/00 P ,  F02M 61/10 F

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