特許
J-GLOBAL ID:200903052583189969

摩擦熱に基づく接合方法、回転ツール及び接合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小玉 秀男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-285145
公開番号(公開出願番号):特開2002-096182
出願日: 2000年09月20日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】【課題】 重ね合わせた二つの被接合材を摩擦溶接によって簡便且つ高品質に接合する技術を提供すること。【解決手段】 上記課題を解決する本発明の接合方法は、(a).第一の被接合材1の平面部と第二の被接合材2の平面部の少なくとも一部分同士を重ね合わせる工程、(b).摩擦用先端凸部5を有する回転ツール3を所定の位置に配置するとともに、その先端凸部を上記第一の被接合材の重ね合わせに係る部分の外面に押し付けつつその位置で回転ツールを回転させて当該重ね合わせに係る部分をリング状に摩擦する工程、(c).摩擦熱に基づいて少なくとも第一の被接合材がその外面から重ね合わせ面にかけてリング状に軟化又は溶融するように、上記回転状態の摩擦用先端凸部を第一の被接合材に挿入していく工程、および、(d).上記軟化又は溶融した部分に沿って第一の被接合材と第二の被接合材とをリング状に溶接する工程を包含する。
請求項(抜粋):
第一の被接合材の平面部と第二の被接合材の平面部の少なくとも一部分同士を重ね合わせる工程、摩擦用先端凸部を有する回転ツールを所定の位置に配置するとともに、その先端凸部を前記第一の被接合材の重ね合わせに係る部分の外面に押し付けつつその位置で回転ツールを回転させて該重ね合わせに係る部分をリング状に摩擦する工程、摩擦熱に基づいて少なくとも第一の被接合材がその外面から重ね合わせ面にかけてリング状に軟化又は溶融するように、前記回転状態の摩擦用先端凸部を第一の被接合材に挿入していく工程、および、前記軟化又は溶融した部分に沿って第一の被接合材と第二の被接合材とをリング状に溶接する工程、を包含する重ね合わせた二つの被接合材を接合する方法。
IPC (2件):
B23K 20/12 310 ,  B23K103:10
FI (2件):
B23K 20/12 310 ,  B23K103:10
Fターム (9件):
4E067AA02 ,  4E067AA05 ,  4E067AA06 ,  4E067AA18 ,  4E067AA19 ,  4E067BG00 ,  4E067CA04 ,  4E067DA17 ,  4E067EC03

前のページに戻る