特許
J-GLOBAL ID:200903052605028492

桂皮酸エステル類の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大野 彰夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-293130
公開番号(公開出願番号):特開平11-217356
出願日: 1998年10月15日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】プラスチックの酸化防止剤、紫外線吸収剤並びに医薬、農薬及び香料の合成中間体として有用な桂皮酸エステル類を工業的に容易に高収率高純度で安価に製造する。【解決手段】ベンズアルデヒド類を塩基の存在下、酢酸エステル類と縮合させ、反応混合物を酸で処理して混合物中の3-アルコキシ-3-フェニルプロピオン酸エステル類等を一般式IIIの桂皮酸エステル類に変換する方法。[X1〜X5は同一又は異なり、水素、ハロゲン、C1-C6のアルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、アルキルアミノ基又はジ(C1-C6アルキル)アミノ基、ニトロ基、シアノ基、フェニル基、フェノキシ基、アミノ基を示し、又、X1〜X5のうち隣り合う置換基が一緒に1〜4個の酸素、窒素若しくは硫黄を含んでもよい5〜6員の飽和若しくは不飽和の環を形成してもよい。]
請求項(抜粋):
下記一般式(I)【化1】[式中、X1、X2、X3、X4及びX5は、同一又は異なって、水素原子、C1-C6アルキル基、ハロゲン原子、C1-C6アルコキシ基、C1-C6ハロアルキル基、C1-C6ハロアルコキシ基、C1-C6アルキルチオ基、C1-C6アルキルスルフィニル基、C1-C6アルキルスルホニル基、ニトロ基、シアノ基、フェニル基、フェノキシ基、アミノ基、C1-C6アルキルアミノ基又はジ(C1-C6アルキル)アミノ基を示し、又、X1、X2、X3、X4及びX5のうち隣り合う置換基が一緒になって、1乃至4個の酸素原子、窒素原子若しくは硫黄原子を含んでいてもよい5又は6員の飽和若しくは不飽和の環を形成していてもよい。]で表されるベンズアルデヒド類を、塩基の存在下、下記一般式(II)【化2】[式中、R1は、C1-C6アルキル基を示す。]で表される酢酸エステル類と縮合させ、下記一般式(III)【化3】[式中、X1、X2、X3、X4及びX5は、前記と同意義を示し、R2は、C1-C6アルキル基を示す。]で表される桂皮酸エステル類を製造する方法において、得られた反応混合物を、新たに溶媒を加えずに若しくは新たに溶媒を加えて、酸で処理することにより、反応混合物中に存在する下記一般式(IV)【化4】[式中、X1、X2、X3、X4、X5、及びR2は、前記と同意義を示し、R3は、C1-C6アルキル基を示す。]で表される3-アルコキシ-3-フェニルプロピオン酸エステル類を、上記一般式(III)で表される桂皮酸エステル類に変換することを特徴とする方法。
IPC (17件):
C07C 69/618 ,  B01J 31/02 101 ,  C07C 67/327 ,  C07C 67/343 ,  C07C 69/65 ,  C07C 69/734 ,  C07C201/12 ,  C07C205/56 ,  C07C227/16 ,  C07C229/44 ,  C07C253/30 ,  C07C255/57 ,  C07C315/04 ,  C07C317/44 ,  C07C319/20 ,  C07C323/62 ,  C07B 61/00 300
FI (17件):
C07C 69/618 ,  B01J 31/02 101 X ,  C07C 67/327 ,  C07C 67/343 ,  C07C 69/65 ,  C07C 69/734 Z ,  C07C201/12 ,  C07C205/56 ,  C07C227/16 ,  C07C229/44 ,  C07C253/30 ,  C07C255/57 ,  C07C315/04 ,  C07C317/44 ,  C07C319/20 ,  C07C323/62 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (3件)

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