特許
J-GLOBAL ID:200903052606670180

ベルト伝導装置のオートテンション機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 景山 憲二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-148617
公開番号(公開出願番号):特開平6-074307
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 小形軽量化すると共に安定した作動で張力を調整する。【構成】 内軸1は、単葉回転双曲面をなす内側軌道面1aを備え、取付部材10を固定し、アーム200に固定される連結部材4、5を介して外輪2を回転自在に支持する。外輪2は、内軸1との間で軌道8を形成し、予圧ばね6により軌道間隔を狭める方向に押されると共に支持軸受4を介して外輪との間でトルクが伝達される。ころ3は、円筒形状であり、中心軸1bを含む断面から一定角度傾斜して複数個配設される。スラスト軸受7は、皿ばね11を介して調整ねじ12で調整され付与すべきクラッチトルクの位置で外輪2の移動を停止する。アームは、ばね500により、その先端に取り付けられるプーリを押す。【効果】 張力の変動及び過大張力を安定して吸収する。
請求項(抜粋):
複数のプーリに掛けられて回転されるベルトの張力を調整するベルト伝導装置のオートテンション機構において、前記ベルトに接触するテンションプーリと、該テンションプーリを一端側で回転自在に支持するアームと、前記テンションプーリを前記ベルトに接触する方向に付勢する第一付勢手段と、前記アームの他端側に結合されるトルク逃がし装置と、を有し、前記トルク逃がし装置は、中心軸まわりの単葉回転双曲面をなす内側軌道面を持った内側回転体と、前記内側軌道面との間で軌道を形成するように前記中心軸まわりの単葉回転双曲面をなす外輪軌道面を持つ外輪と、該外輪が前記中心軸方向に移動可能で且つ前記外輪との間でトルクが伝達されるようにトルク伝達手段を介して前記外輪と連結されると共に前記中心軸方向の一定位置で回転自在なように前記内側回転体と連結される連結部材と、ころがり面が円筒形状であり前記軌道において中心線を前記中心軸を含む断面から一定角度傾斜して前記軌道の円周方向に複数個配設され表面が前記内側軌道面と前記外輪軌道面とに線状に接触するころと、前記外輪を前記中心軸方向であって前記軌道の間隔を狭くする方向に付勢する第二付勢手段と、前記外輪の前記軌道間隔を狭くする方向への移動を所定位置で停止する移動停止手段と、を備え、前記内側回転体又は前記連結部材の何れかのうちの一方を前記アームの前記他端側とトルクが伝達されるように結合すると共に前記何れかのうちの他方の回転を固定し、前記アームが前記ベルトに接触する方向に回転するときに前記軌道の間隔が広がるように前記ころを傾斜させた、ことを特徴とするベルト伝導装置のオートテンション機構。
IPC (3件):
F16H 7/12 ,  F02B 67/06 ,  F16D 41/06
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭46-021126
  • 特公昭51-021093
  • 特公昭55-036852

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