特許
J-GLOBAL ID:200903052621925208

PrPresの検出のために自動化され得る方法およびその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-520736
公開番号(公開出願番号):特表2005-537463
出願日: 2003年07月08日
公開日(公表日): 2005年12月08日
要約:
本発明は、生物学的サンプル中のPrPresを検出するための自動化可能な方法、およびその使用に関する。この検出方法は、プラスミノゲンが固定された固体支持体を使用する。本方法は、以下の工程を本質的に含む:(a)生物学的サンプルを調製することからなる工程。この間、生物学的サンプルは、イオン性または非イオン界面活性剤、グルコース含有緩衝液、スクロースベースの緩衝液、およびPBS緩衝液を含むホモジナイズ緩衝液中、またはイオン界面活性剤を含む捕捉緩衝液中でインキュベートされる。この工程は、任意に、1〜8μg/mlの範囲の最終濃度、好ましくは2〜4μg/mlの範囲の最終濃度のプロテイナーゼKとのインキュベーションを含んでもよい;(b)固体支持体にPrPresを捕捉することからなる工程。これは、必ず、上記のような捕捉緩衝液の存在下で実施しなければならない;(c)支持体に固着したPrPresの制御された変性工程。これは、室温〜100°Cの範囲の温度での少なくとも1つのカオトロピック剤を含む変性緩衝液とのインキュベーションを含む;(d)PrPタンパク質特異的抗体で、支持体に固着した変性PrPresを検出することからなる工程。
請求項(抜粋):
(a)本工程の間に、生物学的サンプルを、 (i)(1)イオン界面活性剤および非イオン界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1つの界面活性剤を含む緩衝液、グルコース含有緩衝液、スクロースベースの緩衝液およびPBS緩衝液からなる群より選択される緩衝液と、(2)任意成分として、1〜8μg/mlの間の最終濃度、好ましくは2〜4μg/mlの間の最終濃度のプロテイナーゼKとを含む生物学的サンプルをホモジナイズするための緩衝液;および (ii)少なくとも(1)イオン界面活性剤からなる群より選択される界面活性剤と、(2)任意成分として、1〜8μg/mlの間の最終濃度、好ましくは2〜4μg/mlの間の最終濃度のプロテイナーゼKとを含む捕捉緩衝液 からなる群より選択される緩衝液中でインキュベートする、生物学的サンプルを調製することからなる工程; (b)PKを含まない上記に規定した捕捉緩衝液の存在下で必ず実施し、工程(a)で得られた生物学的サンプルとプラスミノゲンを共有結合的に固定した固体支持体とのインキュベーションにより固体支持体にPrPresを捕捉することからなる工程; (c)少なくとも1つのカオトロピック剤を含む変性緩衝液とPrPresとの周囲温度〜100°Cの温度でのインキュベーションを含み、プラスミノゲンにより固体支持体に付着したPrPresの制御された変性からなる工程;および (d)固体支持体に付着した変性PrPresをPrPタンパク質特異的抗体で検出することからなる工程 を含むことを特徴とする、プラスミノゲンを固定した固体支持体、特にマイクロタイトレーションまたは磁性ビーズを使用する生物学的サンプル中のPrPresを検出するための方法。
IPC (4件):
G01N33/53 ,  C12Q1/37 ,  G01N33/531 ,  G01N33/543
FI (4件):
G01N33/53 D ,  C12Q1/37 ,  G01N33/531 B ,  G01N33/543 541A
Fターム (22件):
4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ79 ,  4B063QR16 ,  4B063QR41 ,  4B063QR43 ,  4B063QR44 ,  4B063QR48 ,  4B063QR50 ,  4B063QR54 ,  4B063QR72 ,  4B063QR77 ,  4B063QR82 ,  4B063QS15 ,  4B063QS28 ,  4B063QS33 ,  4B063QS36 ,  4B063QS39 ,  4B063QX01

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