特許
J-GLOBAL ID:200903052629757762

追走型多重化システム、及び追走により信頼性を高めるデータ処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-195687
公開番号(公開出願番号):特開2003-015900
出願日: 2001年06月28日
公開日(公表日): 2003年01月17日
要約:
【要約】【課題】多重化システムにおいて、ハードウェアの障害や誤動作に加え、ソフトウェアの不良を含むソフトウェア障害についても正しく状態回復を行う。【解決手段】先行系101、後続系102の二つの系を備え、入力データを先行系101には直接入力して動作させる。後続系102は入力データを入力データバッファ103に一旦蓄え、先行系101が与えられた入力データについて障害なく出力結果が得られることを先行系正常終了検知・後続系開始制御部107において確認してから、入力データバッファ103に蓄えた入力データを読み出して動作を開始する。先行系101の出力結果は出力データバッファ104に蓄えられ、後続系102より出力結果が得られてから出力比較器105で一致しているかどうか比較し、一致していれば出力ゲート106を開いて外部に出力する。先行系101で障害が発生した場合には、後続系102の状態を複写することで先行系101の状態回復を行う。【効果】後続系102で常に動作前の状態を保持しているため、ソフトウェア障害を含む障害が発生しても先行系101の状態を動作前の状態に回復することができる。
請求項(抜粋):
まったく同一な先行系、後続系の二つの系、および、入力データを前記後続系に入力するまで一時記憶する入力データ一時記憶手段、前記先行系からの出力データを一時記憶する出力データ一時記憶手段、前記後続系の出力データと前記出力データ一時記憶手段に記憶された前記先行系の出力データを比較する出力データ比較手段、前記出力データ比較手段の結果によって前記後続系の出力データを外界に出力するかどうか制御する出力データゲート手段、前記先行系が入力された入力データに対し正常に動作することを確認して前記後続系の動作を開始することを制御する先行後続動作制御手段を備える2重化システム。
IPC (2件):
G06F 11/18 310 ,  G06F 13/00 301
FI (2件):
G06F 11/18 310 C ,  G06F 13/00 301 P
Fターム (10件):
5B034AA02 ,  5B034AA04 ,  5B034CC01 ,  5B034DD01 ,  5B034DD02 ,  5B034DD05 ,  5B083AA08 ,  5B083BB03 ,  5B083CC04 ,  5B083CD11

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