特許
J-GLOBAL ID:200903052633421213

電気的に加熱される熱供給体を充填する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中平 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-361828
公開番号(公開出願番号):特開平6-080104
出願日: 1992年12月21日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【構成】 電気的に加熱される熱供給体を充填する方法において,運転圧力を制限する残留気体容積を保持しながら熱供給体を伝熱媒体で充填する。【効果】 充填されるべき熱供給体のために規定された残留気体容積が,充填過程の終了後に気密及び液密に閉鎖された熱供給体の中に存在し,その結果,熱供給体の運転の際に伝熱媒体の加熱により起こる圧力上昇が所定の値,例えば2barに制限されるのみならず,伝熱媒体が加熱系の欠陥により運転温度以上に加熱される場合に起こるような圧力上昇も制限されるようにすることができる。それぞれの熱供給体のために規定された残留気体容積の検出の際に伝熱媒体及び熱供給体の弾性は考慮に入れられないから,実際上最も不利な場合にも,許容最高圧力に関して安全側にある圧力値が得られる。
請求項(抜粋):
運転圧力を制限する残留気体容積を保持しながら,電気的に加熱される,閉鎖された熱供給体を伝熱媒体で充填する方法において,充填されるべき熱供給体(1)が排気され,大気圧を受けている貯蔵容器(10)から,排気された熱供給体(1)が伝熱媒体で充填され,存在する残留気体容積が,基準容積容器(26)の基準圧力を加えることにより検出され,検出された残留気体容積と規定された残留気体容積との差が,残留気体容積の検出の際に生ずる圧力によつて熱供給体(1)から押し出されかつ量測定装置(20)により測定され,最終的に熱供給体(1)が気密及び液密に閉鎖されることを特徴とする,電気的に加熱される熱供給体を充填する方法。

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