特許
J-GLOBAL ID:200903052648396134

疑似絶対値型スケール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松隈 秀盛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-084350
公開番号(公開出願番号):特開平6-317433
出願日: 1993年04月12日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】累積誤差が生じない疑似絶対値型スケール装置の提案を目的とする。【構成】電源切り時には電源切り時直前の一波長区間絶対位置信号(f)及び累積位置信号(i)を不揮発性メモリ6に記憶し、電源入り時には一波長区間絶対位置信号(f)及び累積位置信号(i)を不揮発性メモリ6より読みだし、電源切り時直前の一波長区間絶対位置信号(f)及び累積位置信号(i)と電源入り時直後の最初にサンプリング測定された一波長区間絶対位置信号(e)とのずれ量を差分演算器4bで補正出力して、電源切り時直前の累積位置信号(i)に累積加器5aで累積加算するものである。
請求項(抜粋):
被検出手段に対向して移動可能に配置され、前記被検出手段に対する移動によりsin成分信号及びcos成分信号を出力する検出手段と、前記sin成分信号及びcos成分信号をディジタル値に変換するアナログ・ディジタル変換手段と、前記アナログ・ディジタル変換手段によりディジタル値に変換された前記sin成分信号及びcos成分信号の一波長を周期とする内挿数に分割された一波長区間絶対位置信号を発生するデコード手段と、前記一波長区間絶対位置信号の各測定サンプリング値の前回と今回のサンプリングでの差分演算で得られる各サンプリング間に移動した増減変位量を算出する差分演算手段と、前記サンプリング間毎の増減変位量を累積加算して累積位置信号を算出する累積加算手段と、前記一波長区間絶対位置信号及び累積位置信号を記憶する記憶手段とからなり、電源切り時には電源切り時直前の一波長区間絶対位置信号及び累積位置信号を前記記憶手段に記憶し、電源入り時には前記一波長区間絶対位置信号及び累積位置信号を前記記憶手段より読みだし、電源切り時直前の一波長区間絶対位置信号及び累積位置信号と電源入り時直後の最初にサンプリング測定された一波長区間絶対位置信号とのずれ量を前記差分演算手段で補正出力して、前記補正出力を同時に電源切り時直前の累積位置信号に前記累積加算器で累積加算することを特徴とする疑似絶対値型スケール装置。
IPC (2件):
G01D 5/245 102 ,  G01D 5/245
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-000414

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