特許
J-GLOBAL ID:200903052649909496

積層型複合機能素子およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-297438
公開番号(公開出願番号):特開平10-125557
出願日: 1996年10月18日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 第1の目的:バリスタ部とコンデンサ部とが積層一体化された積層型複合機能素子において、バリスタ部とコンデンサ部との密着性を改善する。第2の目的:前記素子の反りを抑える。第3の目的:前記素子において、バリスタ部とコンデンサ部との間での元素の相互拡散によるバリスタ特性やコンデンサ特性の劣化、消失を防ぐ。【解決手段】 バリスタ層22の主成分を酸化亜鉛、その副成分をランタニド酸化物の1種以上とし、誘電体層32の主成分を酸化チタンとするか、LaおよびTiを含む酸化物として、両層の密着性を改善する。誘電体層にガラスを含有させて、素子の反りを抑える。バリスタ部2とコンデンサ部3との間に比抵抗の高い中間層を設けることにより、焼成時の元素拡散による特性劣化を防ぐ。
請求項(抜粋):
バリスタ部とコンデンサ部とが積層された素子本体と、この素子本体の外面に形成された一対の端子電極とを有し、バリスタ部に、内部電極に挟まれたバリスタ層が少なくとも1層存在し、コンデンサ部に、内部電極に挟まれた誘電体層が少なくとも1層存在し、端子電極によりバリスタ部とコンデンサ部とが電気的に並列に接続されており、バリスタ層が酸化亜鉛を主成分としランタニドから選択される元素の酸化物の少なくとも1種を副成分とするものであり、誘電体層が酸化チタンを主成分とするか、LaおよびTiを含む酸化物を主成分とするものである積層型複合機能素子。
IPC (3件):
H01G 4/40 ,  H01B 3/12 304 ,  H01C 7/10
FI (3件):
H01G 4/40 304 A ,  H01B 3/12 304 ,  H01C 7/10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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